話し方教室東京 教養講座-旬の話題で、スピーチの注目度をあげよ!

スピーチのネタが見つからない

組織のリーダーともなればスピーチの機会が多くなるものです。しかし、毎回スピーチの内容を考えることは何かと大変なことでしょう。そこで、もしスピーチのネタが見つからないときは、旬の話題を織り交ぜてみることをお勧めします。

季節の話題や、注目の話題は、聞き手も興味を感じやすいものです。さらに、話題となっている「流行語」も含めてスピーチをすることで、聞き手は、あなたのスピーチにきっと注目してくれることでしょう。

問題意識を持てば「話材」(スピーチのネタ)は見つかる

スピーチで多くの人たちに興味を持ってもらうためには、日頃から旬の情報を集める姿勢が大事です。

「どんな内容のスピーチをすれば、聞き手に興味をもってもらえるか」という問題意識を持って日常を過ごすことがポイントです。そうすれば新聞を読んでいても、街を歩いていても、情報の方からアンテナに勝手に引っかかってくるようになるのです。

そして、気に入ったキーワードが見つかれば、スピーチに取り入れてみましょう。たとえばこんな感じです。(以下のネタが少々古いのはお許しくださいませ。少し前に書いた原稿になりますので。でも「感じ」は、つかんでいただけるのではないでしょうか。)

「月末の金曜日には『プレミアム・フライデー』が実施されていますが、街の声を聞くと、プレミアム・フライデーの恩恵を受けている人は少ないようですね。私はそんなことよりも、根本的な働き方の見直しが必要ではないかと思っているのです」。

もう一つ。「大手運送会社では、配送量が限界に達していることから、配送サービスの見直しを始めています。つまり『会社や荷主ファースト』から、『社員、配送員ファースト』へと転換しようとしているのです」。

こんな風に流行語や旬の言葉を投げかけると、聞き手は興味を持ってスピーチを聞こうとします。あがり症でスピーチが苦手な人にもお勧めします。また、話題の言葉や流行語を取り上げることは、日常のコミュニケーションにも効果的です。お試しください。

話し方教室の視点「注目度を高めるスピーチのポイント」

(記事の要点)
1.スピーチのネタを見つける時は「旬の話題」を探してみる。探すポイントは、「どんな内容が、聞き手に興味をもってもらえるか」である。

2.話題の言葉や、流行語を取り入れると効果的スピーチになる。

(本学・話し方教室の視点)

さて、スピーチの実力・レベルというのは実に様々です。50ランクくらいの差がある、と言っても過言ではないでしょう。当然、上位ランクの人ほど、自信を持ってスピーチをすることができるわけです。

入門・初級講座で学ばれるのも良いのですが、志の高い方なら最初から「ワンランク上の話し方教室」で学ばれることをお勧めいたします。その方が、うんと早くスピーチが楽になりますから。

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