あがり症克服の話し方教室東京-スピーチ恐怖症、あがり症を克服する瞑想法!

「人前で、あがって、話せない」を克服する

「ザ ジェナード メソッド」では、パブリックスピーキングに伴う恐怖や不安、緊張を解消するコツとして、シンプルな物体を思い浮かべながら呼吸をゆっくりと深めていく方法を紹介している。

人前で話すことが苦手である、人前だと頭が真っ白になって何も話せないなど、パブリックスピーキングに対して恐怖や不安を抱く人は少なくない。スピーチ恐怖症は最も多い社会不安障害の一つであるといわれる。

パブリックスピーキングに対する恐怖や不安は複数要因が関与し、その要因は人によって異なる。また、恐怖や不安の程度も個人差がある。しかしながら、人前で話す状況下で過度に恐怖や不安を感じると話し手のパフォーマンスは低下してしまう。

それゆえ、パブリックスピーキングのパフォーマンスを高めるには、ナーバスな状態を落ち着かせることが求められる。

瞑想しながらシンプルな物体を思い浮べ想像し続ける

まず、静かな空間で足を崩して楽な姿勢で座る。そして、目を閉じて、注意力を散漫させる外の情報を遮断する。自分の呼吸音を1分間ほど集中して聴く。鼻から吸い込んだ空気が喉を通って肺は入り、肺が満たされ、全身の細胞に酸素が行き渡る感覚を感じ取る。

そして、目を閉じたまま、心の中でシンプルな物体を思い浮かべる。例えば、緑色の丸、黄色の正方形、青色の三角形などシンプルな色と形でイメージする。ただし、感情を含むオブジェクト、赤色のオブジェクトは避ける。

一つのオブジェクトが思い浮かんだら、可能な限り、明確に具体的に想像してみる。オブジェクトを想像するなかで、きっと色々な考え、イメージ、感情が現れてくるだろう。しかしながら、それらに気を取られることなく、キッパリと手放し、一つの物体を想像し続ける。

一つの物体を想像し続けることにより、ネガティブな感情は和らぎ、心は落ち着く。さらに、イメージに集中しながら呼吸をゆっくりと深めていく。パブリックスピーキングに際して心の準備が整ったと感じたら、目を開き、ゆっくりと立ち上がる。

これで、パブリックスピーキングに伴う恐怖や不安、緊張は和らぐという。

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