話し方教室「朝礼スピーチの話材/自分のことを、毎日何度も思い出してくれる人」

自分のことを、毎日、何回も思い出してくれる人はいますか?

震災から1年半が経とうとしています。あれ以来、皆さんの生活や物の考え方は、何か変わったでしょうか?

私自身は、「自分のことを、毎日、何度も、思い出してくれる人の存在」がどれほど有り難く、そして、かけがえのないものかが身にしみてわかるようになりました。

考えてみると、私の親戚で、私のことを、日に何度も思い出してくれる人など、まずいないでしょう。じゃあ、友達はと言えば、たまには思い出してくれるでしょうが、毎日、何回も、というわけにはいかないでしょう。

皆んな自分のことや、彼らの家族のことだけで気持ちがいっぱいでしょうから。

家族は、毎日、何回も、あなたを思い出してくれますか?

では家族はどうでしょう。親は思い出してくれるでしょうね。きっと。

でも兄弟は微妙ですね~。兄弟は兄弟で、それぞれ家庭がありますし、そっちの方で頭がいっぱいでしょうねえ。たぶん。

そうすると、いつも、自分のことを、日に、何度も思い出してくれる人というのが、実は極めて稀で、得難い存在であるかがわかります。世界中に、そう何人もいないのです。

自分を、毎日何回も思い出してくれる人が一人いれば、人生は辛くない

私にとっては、カミさんの存在がそうかな~。「自分のことを、毎日、何度も、思い出してくれる人」がこの世に一人でもいてくれたら、人は強く生きていくことができると思います。

だから、人生で、最低一人は、「自分のことを、毎日、何度も、思い出してくれる人」を得なければなりません。なんとしてもです。

それは、生きる目的の一つとまで、言っていいのかもしれません。私は震災以降、そんなことを思うようになりました。

皆さんは、震災以降、何を思っていらっしゃるのでしょうか・・?

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