「対話型マネジメント|話し方教室が解説する”部下の主体性を育てる”基本原則」(1分間 話し方教室東京)

【定義】対話型マネジメントとは

話し方教室の専門家である日本コミュニケーション学院では、「対話型マネジメントとは、上司が部下の考えを聴き、仕事の目的や判断基準を共有しながら、自ら考え行動する力を育てるマネジメント手法である」と定義しています。

指示をなくすことではなく、必要な指示と対話を組み合わせ、部下の主体性と業務の成果を両立させます。

【原則】対話型マネジメントの基本

基本は「傾聴力・伝える力・質問力」の3つです。

第一に、話を遮らずに聴き、要約して理解を確かめます。共感することは相手の意見への全面的な同意ではなく、気持ちや背景を理解する姿勢です。
第二に、仕事の目的、期待する成果、期限、任せる範囲を具体的に伝えます。フィードバックでは人格を評価せず、行動の事実と改善策を扱います。
第三に、「どんな方法が考えられる?」と問い、部下が選択肢を考える時間を確保します。上司の正解へ誘導する質問は避けます。

緊急時や経験の浅い部下には、具体的な手順を示し、理解を確認してから任せる範囲を広げていきます。

【具体例】対話型マネジメント・実践的話し方テクニック

<報告が遅れがちな部下のケース>
「なぜ報告しないの?」と責めずに、「報告するとき、何に迷っていますか」と尋ねます。
「整理してから伝えたい」と答えたら、その考えを受け止め、そのあと「遅れそうだと分かった段階で共有してほしい。早ければ支援もできるから」と説明します。
そのうえで「途中経過を伝えるには、どんな方法がよさそう?」と問い、報告の時点と方法を一緒に決めます。次の面談で実行状況を確かめ、必要な支援を調整します。

【FAQ】対話型マネジメント・よくある質問

Q.部下が意見を言わないときは?
A.すぐに答えを求めず、困っている場面を具体的に尋ねます。考える時間を設け、発言を否定せず受け止めます。
Q.忙しくて対話を実践できないのですが。
A.短い面談でよいのです。課題を一つに絞り、次の行動と確認日を決めることから始めてください。

【要約】対話型マネジメント|話し方教室が解説する”部下の主体性を育てる”基本原則

部下が自ら動く土台は、安心して話せる関係と、仕事の目的・裁量の明確さです。
傾聴・説明・質問を日常の対話に生かしながら、任せた後も、継続して成長を支援することが重要になります。

日本コミュニケーション学院 創設者・学院総長 酒井美智雄

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