話し方教室「失語症に改善の光、集中スピーチ・セラピーの有効性」(話し方ニュース東京)

失語症に、集中的スピーチ・セラピー

3月14日のメディカルプレスは、脳卒中による「失語症」で苦しんでいる人に有効な研究発表を紹介。ザ・ランセットに掲載されたその効果は、「集中的なスピーチセラピー」にあるとしている。

脳卒中による失語症には、セラピー治療を増やすことが有効

同研究の優位性は、ドイツ ミュンスター大学とハンブルク・プレゼニウス応用科学大学のプロジェクトチームによって実証された。

同研究の共同執筆を行ったマンチェスター大学のアベル博士によると、脳卒中による失語症は、セラピー治療時間を増やすことによって、コミュニケーション能力が向上する可能性が高いとしている。

現在、脳の言語ネットワークの損傷によって言語を理解できない、または形成することができない患者に対しスピーチ療法は週に約1.5時間。実はこの治療時間では効果がないことが判明している。

これに対し週に10時間を3週間行ったところ、平均10%の改善をもたらした。さらに5~10週間の治療を行うことによって、その有効性は高まっているという。

スピーチ療法、音声療法の必要強度を継続調査

同研究チームは、156人の患者に対しスピーチ療法、音声療法など、それぞれにパーソナライズされた治療をもとに統計に出しているが、今後は、それぞれの治療法にどれくらいの割合(強度)で行う必要があるかなど、調査する予定だ。

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