話し方教室「医師と高齢者のコミュニケーションの現実!難聴が考慮されていない」(話し方ニュース東京)

医師と高齢者のコミュニケーションにおいて難聴を考慮した研究は?

「ユリーカラート」では4月24日、医師と介護を必要とする高齢者のコミュニケーションに関する研究の中で、難聴が及ぼす影響について触れた研究がほとんどないことを明らかにしている。

医師と患者のコミュニケーションは重要だという考え方は、もはや常識だ。しかし米国高齢者学会の発表によると、医師と高齢者のコミュニケーションにおいて、難聴を考慮した研究がほとんどなされていないという。

研究チームは、医師と60歳以上の患者のコミュニケーションに関して公開された医学文献を調査。67論文のうち、難聴の言及が含まれているのはわずかに16例(23.9%)であったという。しかも67例のうち4例は、難聴者として研究対象から除外されている。

3件の研究でケアの質と難聴の関連が報告されており、コミュニケーション改善としてヒアリングの対策を行ったのはわずか1例。いくらケアの質が高くとも、コミュニケーションが成立しなければ成功しない。

コミュニケーション改善としてのヒアリング対策は、低コストで効果大

調査報告によると、これらのコミュニケーション対策は、低コストで単純に改善できるという。周囲の騒音を最小限に抑える空間作り、顔を合わせての会話、大きなフォントの教材を作成しての説明などがあげられている。

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