話し方教室東京 ニュース|メッセージを効果的に伝えるプレゼンテーションの技術!

言いたい事を、効果的に伝えるプレゼン技術

アメリカのビジネス系ウェブマガジン・ファストカンパニーは11月20日、言葉の選択より話の構成に重点を置く、効果的なプレゼンテーションスキルを紹介している。

的確な言葉を選び洗練された文章を紡ぐあなたは、コミュニケーション能力に自信があるかもしれない。しかしそれだけでは足りない。自分が信じているメッセージをただ主張するだけではなく、相手を納得させる説得力が必要だ。それにはアイデアがわかりやすい構造でまとめられていることが不可欠だ。

言いたいことを効果的に伝えるためには、適切なパターンを咄嗟の判断で選ぶ必要がある。次に挙げる4つのパターンを何度も利用することによって、自分の考えをシェアする技術に磨きがかかっていくだろう。

プレゼンテーションではメッセージを構造的、段階的に伝えて説得する

第1の構造では何かが必要だというメッセージの後で、その理由を説明する。第2の構造では、メッセージで実現可能なアイデアを紹介し、その方法を説明する。

第3の構造は状況と対応の説明に用いる。第2の構造では行動プランを順番に説明したが、第3の構造では状況や課題の描写から始めて対応の描写に移る。

第4の構造はプロジェクトの進捗状況の報告などに用い、時間軸に沿って要点をまとめる。メッセージは「予定通りに進んでいる」などの言葉になる。

いずれの構造でもメッセージの言葉を述べた後に少し間を置き、最適な構造を選んで要点を箇条書きのポイントにまとめる。単純なことだがこれができれば、話しているうちに必要な言葉も浮かんでくるだろう。

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