どもり・吃音・つまりの話し方教室(東京)|吃音の子供に自信を付けさせるプログラム

吃音の子どもたちへのサポートプログラム

テキサス大学オースティン校のUTニュースでは、コミュニケーション学部が吃音の子どもたちを集めてコミュニティを作り、言語療法などサポートを行っている様子を掲載している。

コミュニティを作り、吃音を克服していく

コミュニケーション学部があるムーディー・カレッジ内で吃音の研究を行っている学生チームが、社会体験学習も兼ねたハンズオン・プログラムとして言語指導を無料でサポート。集中治療のサマーキャンプを含め様々な活動を行っている。

彼らの目的は吃音の悩みを持つ人同士のコミュニティを構築し、プログラムを通してお互いに助け合いながら学んでいくことを推奨している。それによってコミュニケーションスキルを発達・向上させることができるという。

子どもたちに自信を付けさせ、夢を諦めさせない

吃音は、神経質になったり不安になったりすると出てしまうが、能力が劣っているわけではない。英国のジョージ6世、俳優のジェームズ・アール・ジョーンズやエミリー・ブラントも指導を受けて吃音を克服している。

また2009年から2017年までアメリカ合衆国第47代副大統領を務めたジョー・バイデンは、20代まで吃音に悩み、鏡を見ながら朗読を行い自身で克服していったという。

カレッジでは、子どもたちが自信を付けることが大切であり、夢を諦めないことだと強く主張。彼らに対する誤解や不当な扱いを打開したいと述べている。

日本コミュニケーション学院・プロの視点「吃音、どもり、つまり矯正のポイント」

記事は、アメリカでの「吃音」克服の一つの取組みについて紹介している。詳細は、記事をお読みいただきたい。

なお、記事には間違っている部分があるので、そこは指摘しておきたいと思う。「吃音は、神経質になったり不安になったりすると出てしまう」とあるが、正確に言うと そうではない。

正しくは、「吃音は、神経質になったり不安になったりすると、より、出やすくなってしまう。しかし、吃音の本質は、落ち着いている時にも 出てしまうことがある」なのだ。(日本コミュニケーション学院/酒井理論1992)

この部分を間違うと、「吃音矯正」の 手の打ち方がまったく違ってくるので、専門的には重要な部分になる。

さて、日本にも「吃音を治すビジネス」に携わっている人達は少なくない。ネットでお調べいただければお分かりの通り。しかし、そこで実際に治っているかと言えば、残念ながら 治ってはいないのが現実だ。

本学には、実際に「他所に、3箇所以上通ったが、治らなかった」と言う方が、毎月何人もお越しになって、そして治っていく。吃音・どもり・つまりの矯正は簡単ではないが、キチンとした科学的メソッドなら治せる。これもまた真実なのだ。

長年にわたり「吃音」に悩んでいる方は、まずは「専門特化相談」を受けられるのがよいだろう。

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