話し方教室「少量のアルコール摂取により、円滑なコミュニケーションがはかれる!」

話し方や言葉使いに及ぼすアルコール摂取の影響

マーストリヒト大学やリバプール大学など研究者らは、「ジャーナル・オブ・サイコファーマコロジー」にて、少量のアルコール摂取によりコミュニケーション形態が変化すると発表した。

アルコール摂取は、話し方や言葉遣いを変え、第二言語など母語以外の言語におけるコミュニケーションを促す効果があるという。

アルコール摂取が第二言語に与える影響は

研究チームは、ドイツ語が母語であり、第二言語としてオランダ語を学習している学生50人を対象に、アルコールによるコミュニケーション効果を被験者の自己評価、オランダ語が母語である観察者による他己評価にて測定した。

被験者である学生は、少量のアルコールを摂取するグループとアルコールを摂取しないグループに二分され、観察者と2分間の会話実験を行った。

観察者は、少量のアルコールを摂取した場合、学生の発音が改善したと評価した。一方、語彙や文法、文章構成は大差なく、アルコール摂取と語学力に関係性は認められなかった。

少量のアルコール摂取は、コミュニケーションに効果的

研究チームは、今回の調査結果を受け、少量のアルコール摂取は、習得中の第二言語において発音の改善効果があると報告する。

アルコールに対する耐性には個人差があるものの、少量のアルコール摂取により自我は弱まり、自信が増すと述べる。

話し方教室の要点「アルコールとコミュニケーション」

「アルコール摂取によりコミュニケーションは円滑になる」という研究結果は、我々日本人にとっては、何をいまさらの感がある。

なぜなら、日本には「飲みニケーション」という言葉が以前からあるからだ。私の経験でいえば、35年前にはすでにその言葉はあった。飲んで、胸襟開いて話しましょう、というわけだ。

ただ今回の研究、注意していただきたいのは、「少量のアルコール摂取」により「習得中の第二言語において発音の改善効果」がある、ということだ。やはり、飲みすぎないけないし、コミュニケーション全般に改善効果、とまではいかないのである。

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