話し方教室「脳の神経活動の類似性から、人の社会的距離(人間関係)が予測できる」(話し方ニュース東京)

脳の神経活動から社会的距離(人間関係)を予測

メディカル・エクスプレスは1月30日、脳の神経活動によって友人が誰であるか、知り合いかなどの社会的な距離を予測できるという研究発表について掲載している。

この研究は社会心理学者キャロリン・パーキンソンのチームが行ったもので、ビジネススクールの学生約42名にMRIを取り付け、14のビデオを見てもらい脳の活動を記録。ビデオでは政治、科学、コメディ、ミュージックなど幅広いジャンルを用意している。その結果、友人同士は神経活動パターンが類似していることが明らかになった。

このパターンは、感情に関与する脳領域から現れ、コミュニケーションにつながる高次推論を指示していた。この類似性はモチベーション、学習、注意、言語処理、精神状態などに関与する脳の領域で最も顕著に見られたという。左利きや右利き、年齢、性別、民族性、国籍などを考慮しても類似性は変わらなかった。

共通の考え方や価値観を持つもの同士が、友人になりやすい

研究チームはまた、神経活動の類似性が友人同士であるかどうかだけでなく、両者の社会的距離を予測するのにも使用できることを発見した。つまり友人かクラスメートか、知り合いかなどのソーシャルネットワーク位置を予測することができる。

共通した考え方や世界観を持つもの同士が、友人になる可能性があることを結論づけている。

話し方教室の視点「脳の神経科学が友人同士の距離感を明らかにした」

脳の神経活動研究の結果、友人同士は神経活動パターンが類似していることがわかった。このパターンは、感情に関与する脳領域から現れ、コミュニケーションにつながる高次推論を指示していたという。

日本には古くから「類は友を呼ぶ」という言葉があるが、その正しさが最新の脳の神経科学研究で実証されたわけである。いい友達が欲しい、という人は多いが、それなら自分が「いい人間」にならなければいけない、というわけだ。

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