話し方教室「10代の携帯電話と、うつ病と、コミュニケーション能力」

10代のメンタルヘルスと携帯電話

ボストン25ニュースでは2月1日、10代の若者が携帯電話を過度に使用すると、うつ病などメンタルヘルスの問題につながるという研究について掲載している。

子どもの携帯電話所有と、うつ病との関連性

今や若者はソーシャルメディアなどを通じて学校外でも通信している。マサチューセッツ総合病院クレイ・センター・フォー・ヤング・ヘルス・マインドのスティーブン・シュロズマン博士は、子どもの携帯電話の所有とうつ病の関連性について指摘している。

博士によると、人間の脳はコンピュータがテキストを解析するような単純な仕組みではないと話す。

若者たちはメッセージで深く理解したつもりになっているが、言葉以外にも、瞬きをする、眉毛を上げたり下げたりする、表情を読み取るなど微妙な変化も処理しているのが人の脳だ。

文字だけでは微妙な変化を読み取ることができないため、不安を引き起こす。例えば怒って間髪を入れずに返信する。その言葉に後悔してもすでに遅く、そうしたコミュニケーションの不安から、うつ病につながるという。

携帯を奪うのではなく、制限することが大事

別の研究では、スポーツやクラブ活動などの交流に参加している10代の若者にはメンタルヘルスの問題が起こりにくいという結果もある。

現代の若者から携帯電話をなくすことは不可能だが、団らんや就寝など携帯電話をそばに置かないルールで時間をカットすることができるとアドバイスしている。

話し方教室の要点「ソーシャルメディア時代の若者のコミュニケーションのポイント」

若者はソーシャルメディアを通じて学校外でも通信している。若者たちはメッセージを深く理解したつもりになっているようだが、それは幻想にすぎない。

なぜならコミュニケーションとは言葉だけでするものではく、瞬き、眉毛の上げ下げ、色んな表情といった非言語情報も読み取りながらするものだからだ。

若者のコミュニケーション能力が落ちてきているのは、世界的な問題になってきている。この問題解決には、画面で対話する時間を減らし、対面で対話する時間を増やすしかなさそうだ。

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