話し方教室東京 コラム-リーダーシップを発揮するには何が必要か?

リーダーシップとは「影響力」

現在は、何千人ものベビーブーマー世代が引退し、労働力としてミレニアム世代が育っている。つまりリーダーシップポジションが空いていてビジネスが多様化している現代では、誰もがリーダーになれる機会があると言う。

しかしリーダーになるためには、個人的な発展性を認識する必要がある。リーダーシップの専門家ジョン・C・マックスウェル氏によると、リーダーシップは影響力でありそれ以上のことは何もないと言う。他人に影響を与える人(インフルエンサー)になるには、何をしなければならないを述べている。

他人との関係、信頼関係を構築して影響力を発揮する

他人と関係を築くことや結束を意図的に行うことは、インフルエンサーになるために非常に重要であると言う。周りに多くの人々が集まっていると他者から信頼され、その結果、その人に影響を与えることができるのである。

そして何よりも、信頼関係を構築することが重要であると言う。信頼関係があれば、革新的で創造的かつ効果的な結果を生み出すことができるのである。信頼を築いた上で達成できた高いレベルに、きっと驚くだろうと言うことである。

社会人として生きていくと考えが固定していくが、いつまでも成長していくと言う考え方がインフルエンサーになるためには重要である。

影響を与えるには「人の資質や知能は成長し続ける」という考えが大事

考えが固定化してしまった人は、個人的な資質や知能レベルは変化しないと思い込むが、成長すると言う考えを持つ人は、知能レベルに制限がないと信じるものである。自分の能力に限界を感じず、発展させることができると信じていると、周囲の人に大きな影響を与えることができるのである。

プラス思考は伝染力が高く、他者に影響を与えて変化を起こす能力を高める。まさにインフルエンサーになり得るのである。

現在、正式なリーダーシップポジションにいるかどうかに関わらず、これらの考えを実践すればビジネスの発展に多大な影響を与える可能性がある。

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