話し方教室「データサイエンティストのための効果的コミュニケーションのヒント」(話し方ニュース東京)

データサイエンティストに不可欠な能力の一つ、説明能力

ビー・ツー・ビーのニュースを配信するCMSワイヤーは3月21日、米国で人気の高い職業であるデータサイエンティストが、効果的なコミュニケーションをするためのヒントをまとめた。

データサイエンティストは、基本的な統計分析を超えた高度な分析や、機械学習、予測のためのモデル設定などを行い、膨大な量のデータを収集して処理し、組織内部の業務プロセスや顧客対応のプログラム改善を補助する。仕事の大半の時間がデータ収集と処理に費やされる。

米国ではグラスドアによる職種の比較で3年連続トップを飾っており、収入も高い。データ分析はもちろん主要な能力だが、分析結果を明確なわかりやすい言葉で説明する技術も欠かせない。

IT用語よりも「ビジネス用語」を、過程よりも「結果」を

人は誰でも同じ言葉を話すわけではない。だから専門用語で専門外の聴き手を圧倒してはいけない。また、話の内容を納得できるストーリーとして伝える技術を学ぶことも有効だ。

聴き手は分析結果をビジネスで有効に活用することを目指しているので、IT用語よりビジネス用語を用いて話す方が効果的だ。さらに聴き手は分析の過程や複雑さではなく、結果とその価値に主点を置いていることを忘れてはならない。

組織活動の優先順位に焦点を当てて、できれば早い段階に、何ができるかを伝えることが望ましい。

全てのビジネスは営業活動から始まる。データサイエンティストもコミュニケーションのスキルを磨いてデータサイエンスの組織にとっての価値を伝え、信頼と協力関係を築いていこう。

話し方教室の要点「科学者、技術者のプレゼンテーション能力」

いまどきの仕事に「データサイエンティスト」という職業がある。日本でも圧倒的に「数」が足りていないのはご存じかと思う。

彼らの仕事内容は、高度な分析、機械学習、予測などを行う。ビックデータを収集、処理し、ビジネスに大きな価値をもたらすのだ。米国ではすでに花形職種になっており、収入も高い仕事である。

さて、「データ分析」はもちろん彼らの主要な能力であるが、分析結果を「明確なわかりやすい言葉で説明する技術」も必須能力といえる。しかし、後者の能力に難あり、というのが現状のようだ。

そこで記事は、最低限の説明能力のポイントとして、2つを指摘している。

1.(聴き手の多くはビジネスパーソンだから)IT用語よりも、ビジネス用語を用いて説明すること。

2.聴き手の多くはビジネスパーソンだから)分析の過程や複雑さではなく、「結果とその価値」を重点に説明すること。

上記の2点に共通して言えることは、「聞き手(聴衆)を意識した内容にして」話をしなさい、ということなのだ。これは当たり前のことであるはずだが、彼らにとっては、特に重要になるのである。

話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京/コミュニケーションスキル/話し方教室ニュース・スタッフ委員会