話し方教室「育児に必要なのは隣人とのコミュニケーション」(話し方ニュース東京)

「児童福祉システム」が子育て及ぼすデメリット

4月10日のサイエンス・デイリーで、近隣住民の少ない環境で子育てをしている世帯に児童福祉システムが介入すると、児童虐待の数を増加させる可能性があると報じている。

ミシガン大学が主体となって、20の大都市の2,300世帯にアンケートやインタビューを実施し、集計結果を分析した。

すると隣人が少なく地域社会とのつながりが希薄な世帯には児童福祉システムが介入しやすく、その結果、子供が両親から暴力を振るわれる可能性が高くなるという、これまでとは逆説的な事実が示されたのである。

子供の安全確保に、地域住民間のコミュニケーション促進を

では円満な育児のためにはどうするべきなのだろうか?この説によると、いかに児童福祉システムを家庭に関与させないようにするかがカギだということであろう。

いつも親切で住民同士お互いに助け合う意思があり、社会的結束と信頼の強い地域に住むということが、児童福祉システムを介入させないという結論につながる。

つまり子育て世帯のニーズを地域の住民間で、快く支援したり世話したりするコミュニケーションを促進することが、子供の安全を確保するのに役立つのである。これは子供が虐待される前兆として、家族が誰にも救いを求めず孤立した状態であることだけを考慮していた、以前の研究とは明らかに異なっている。

子供を守るためのプログラムや政策は、実体の見えない家庭内でのしつけ強化だけに重点を置くのではなく、隣人を含む地域社会の住民たちと相互に助け合うコミュニケーション戦略も考えていくべきである。

話し方教室の視点「子育てのコミュニティー・コミュニケーションのポイント」

1.隣人が少なく地域社会とのつながりが希薄な世帯には児童福祉システムが介入しやすく、結果、子供が両親から暴力を振るわれる可能性が高まる。

2.いつも親切で住民同士お互いに助け合う意思があり、社会的結束と信頼の強い地域に住むことが、児童福祉システムを介入させないポイント。

3.子育て世帯のニーズを地域の住民間で、快く支援したり世話したりするコミュニケーションを促進することが、子供の安全を確保するのに役立つ。

よき隣人に巡り合うかどうかは、「運」が作用する。私達にできることは、自らが「よき隣人」になる努力だろう。

年々コミュニティーでの人間関係が希薄になっていく現在だからこそ、まずは、挨拶をする。会話をする。そんなささいなことから「よき隣人」を目指してみてはいかがだろうか。

それが難しい人は、挨拶や会話のコミュニケーションを日本コミュニケーション学院東京で学ばれることをお勧めしたい。

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