話し方教室東京 コラム|大統領夫人のスピーチ・ライターだった女性がスピーチ術を紹介

スピーチライターによるスピーチ術

社会的立場に関わらず、人前で話す機会は少なくない。しかしながら、多くは、パブリックスピーキングに対して不安、恐怖、苦手意識をもつ。

「バスル」によると、2008年以降ミシェル・オバマ氏のスピーチライターを務めたサラ・ハーウィッツ氏は、「2018ティーン・ヴォーグ・サミット」にて、パブリックスピーキング術の向上について語った。

話すことを意識して原稿を考える

パブリックスピーキングにおいて、事前に原稿を用意することは少なくない。ハーウィッツ氏は、原稿を書く際に言葉遣い、言い回し、表現を意識する必要があると述べている。

パブリックスピーキングの原稿は、読むのではなく、話す目的にて作成される。それゆえ、書き言葉で作成された原稿では不適切である。話し手は、繰り返し原稿を口に出して読み、話し言葉を意識する。

人前でスピーチする経験を重ね、独自の話し方を確立

個人差はあるが、誰しも初めから人前で話すことが巧みな訳ではない。ハーウィッツ氏は、多くの試行錯誤と失敗経験を経て、パブリックスピーキング能力が高まると語る。

人前で話す経験を重ねることにより、独自の話し方などパフォーマンスが確立され、付加価値が創出される。なお、人前で話す際は簡潔な自己紹介、スピーチの目的より話し始め、その後、本題に移行するのが理想的である。

話し手は、聞き手のニーズを理解してスピーチする

パブリックスピーキングでは、簡単明瞭の内容が求められる。話し手は、聞き手が求める内容を具体的に分かりやすく話すことが重要である。

例えば、聞き手のニーズを正確に把握したうえで、声の大きさ、話す速度など話し方を工夫して強調事項や重要箇所を明確にする。特に、キャッチフレーズはメッセージ性が高く、聞き手の印象にも強く残り、効果的である。

また、専門用語、難解な言葉、婉曲的な表現など解釈が容易でなく、誤解が生じる要因になり、注意が必要である。

話し方教室の視点「うまいスピーチ術のポイントとは?」

1.パブリックスピーキングにおいて、事前に原稿を用意することは少なくない。原稿を書く際には、話し言葉での言葉遣い、言い回し、表現を意識する必要がある。

2.人前で話す経験を重ねることにより、独自の話し方などパフォーマンスが確立され、付加価値が創出される。人前で話す際は簡潔な自己紹介、スピーチの目的より始め、その後本題に移行するのが理想的。

3.パブリックスピーキングでは、簡単明瞭に話す。話し手は、聞き手が求める内容を具体的に分かりやすく話すことが重要である。聞き手のニーズを把握し、声の大きさ、話す速度などを工夫する。

昨今、社会的立場に関わらず人前で話す機会は少なくない。しかし、多くの人達はスピーチに対して不安、恐怖、苦手意識をもっている。

不安、恐怖、苦手意識を克服するには訓練しかない。しかし自己流の訓練では、すぐに伸びが止まってしまうから、信頼できるスクールで指導を受けることが望ましい。

幸い東京にスピーチの名門・日本コミュニケーション学院がある。学院の話し方教室・講座をご利用になるのが一番だろう。

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