話し方教室東京 コラム|偉大なリーダーになるには、優秀なコミュニケーターになること!

管理職とコミュニケーションスキル

「ザ・クロニクル・オブ・ハイヤー・エデュケーション」は6月17日、優秀なコミュニケーターは優秀な管理者である、という専門家の記事を掲載している。良いリスナーが、優れた管理者を構成するという。

最高の管理者として習慣のうち、7/8はコミュニケーションスキル!

同記事はテキサス工科大学のメディアコミュニケーション学部教授パールミュッター氏が高等教育のトップ管理者になるためのアドバイスを掲載。

Googleが公表した「最高の管理者としての8つの習慣」では、管理者として行うべき技術は8分の1に過ぎず、ほかはすべてコミュニケーションスキルであった。そのことからも分かるように、成功したビジネスリーダーは良いコミュニケーターでもあると主張している。

南部の大学で行われた学生と管理者のミーティングを例に挙げ、管理者は会議の大部分をリスニングに費やしたと話す。そして特定の問題があること、解決が困難であることを認め、学生とともに解決策を見つけていくと約束。学生リーダーは彼の誠実な態度を賞賛した。

徹底したリスニングと、明確、率直な話で信頼を得る

管理者は弁論をしなかったにもかかわらず信頼性を得たのは、徹底したリスニングだ。相手の主張を中断して話を始めれば、話を聞いていないのと同じこと。

また相手の表現やニュアンスに注意を払うことは、自分がどのように話せば良いのかの情報が得られると述べている。推測や曖昧な返答を避けることで、信頼性が生まれ、良いマナーと優れた管理を構成すると述べている。

話し方教室の視点「優れたリーダーになるためのコミュニケーションスキル開発のポイント」

1.Googleが公表した「最高の管理者としての8つの習慣」では、管理者として行うべき技術は8分の1に過ぎず、ほかはすべてコミュニケーションスキルであった。

2.信頼を得るには、弁論よりも徹底したリスニングが大事になる。充分聞いた上で、明確、率直に話すことが肝心である。

管理者の能力として、かつては携わる分野の専門知識が一番重要であった。それを武器に、部下に「こうしろ!」と命じればよかったのだ。しかし、AIの時代でもあり専門知識の重要性は相対的に低下している。

今もっとも重要な管理者の能力は「コミュニケーションスキル」である。プレゼンをする、人と上手く会話するのもコミュニケーションスキルではある。

しかし、もっと重要なのは、「人々に影響力をおよぼし、人々を巻き込んで成果をあげる」コミュニケーションスキルなのだ。

いずれにしろ、コミュニケーションスキル開発のためには訓練が必要である。スキルに不安がある方は、東京の話し方教室の名門日本コミュニケーション学院をご利用になるのが良いだろう。

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