話し方教室東京 コラム|リーダーがビジネスチームをまとめて成果を上げる方法

ビジネスチームをまとめる最良の方法は?

自分は内向的なのか、それとも外向的なのか?それをはっきりと断定できる人もいるだろうが、たいていの人間は外向的でもあり内向的でもある、両向型の性質を持っているものである。

だから企業のリーダーは、ビジネスチームをまとめる最良の方法を見つけ出すのに苦労することだろう。どうすればスタッフそれぞれが快適に、最善を尽くして仕事に従事することができるのだろうか?不可能に思えるかもしれないが、「レップ」にいくつかの戦略が載っている(2018/09/26)。

スタッフそれぞれの性格を知りコミュニケーションを

まず第一に、スタッフそれぞれの性格を理解して、その長所と短所を見極めることである。それに適応するよう対処していけば、スタッフとのコミュニケーションがスムーズになる。

たとえば、会議中に誰かが押し黙ってしまっても、この人は必ずしも共有したいアイデアがないわけではない、などと理解できるだろう。そうすれば、個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献しあう関係である、エンゲージメントも促進されるものである。

職場環境にも配慮し、思いやりを持ったコミュニケーションが大事

また、職場環境も見直してみるべきである。現代の多くの職場が、機動力を高める意味もあってオープン・オフィスであることが多い。しかしこれは、他人とのやり取りを切望する外向的な人には適しているが、内向的な傾向が強い人にとっては集中できずにデメリットだらけである。

そういう人のためには、たとえば植物やパーティションで区切った静かな作業スペースを組み込んでみるなどの配慮が必要である。すべてのタイプのパーソナリティが最善を尽くして働けるようにするには、やはり思いやりを持ったコミュニケーションが大事ということである。

スタッフを十分に知って、誰もが快適さを感じる環境作りは大変なことではある。しかしその努力が実れば、あらゆるパーソナリティのスタッフが、積極的に働ける魅力的な職場を生み出すことができるのである。

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