話し方教室「科学を身近なものにするサイエンス・コミュニケーション活動」(話し方ニュース東京)

ユタ大学のサイエンス・コミュニケーションの取組み

PHYS ORGは3月27日、生活者の科学リテラシー向上を目指す、ユタ大学のサイエンス・コミュニケーションの取り組みを紹介。科学者をアンバサダーとしてコミュニティに派遣する活動だ。

科学者がコミュニケーションを取りながら、科学を人々に楽しんでもらう

2016年に開始されたこの取り組みは、STEMアンバサダープログラム。科学者が派遣先のグループにテーマを提示し、意見を交換しながらそのプロセスを楽しんでもらうものだ。

アンバサダーはすべて訓練を受け、綿密な活動計画の設計と実施後の評価を行っている。

活動内容は様々で、ある微生物学者は、「発酵」についてグループと共有するため、地元の料理教室でシェフと料理を披露。ある数学者は、スキー旅行を行い、滑走でリスクとなる動きや摩擦を、幾何学的に解説している。

活動に参加した人の80%が今後もこうしたイベントに参加したいと回答し、76%は科学に強い関心を持ったという。

科学を難しく近寄り難いものから、楽しく身近なものへ

活動はほかにも、科学へのイニシアチブを促すインスパイアー・プログラムがある。科学の授業として、ユタ大学の教職員および大学院生を刑務所・少年収容所に派遣している。

ここでも科学への関心は92%と高い。特に受刑者は刑務所のスタッフよりも学習意欲があり対話も積極的だという。ユタ大学のナドカルニ教授は、科学は難しいものではなく、手を差し伸べることによって誰でも興味を持てるものだと話している。

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