話し方教室東京 コラム-スピーチやジェスチャーで、人の意思決定は誘導できるか?

スピーチ・ジェスチャー×素数=意思決定に影響?

メディカル・エクスプレスでは、人のスピーチやジェスチャーに素数を組み合わせることで、人の意思決定に影響を与える可能性があることを示すという論文について掲載している。

同論文は、ロンドン大学ゴールドスミス校の2人の心理学者、アリス・パイレス教授とグスタフ・クーン教授が発見し、全米科学アカデミーで発表したもの。

手品に似せたイベントを実施、自説を検証

この影響を示す代表的なものとしてマジックのトリックをあげており、研究者らはマジックに似せたイベントを実施。ボランティアの参加者に、ダイヤの3を当てさせるというものだった。

参加者は2つのグループに形成。1つのグループにはライブショー、も1つのグループには動画を見てもらい、カードを当ててもらう。

マジシャンはまず、赤い色のカードを見せて話をする。次に手でダイヤの形を作り、手で空中に数字の3を描くようにするなど、ショーを展開。その後、聴衆に示すカードを書いてもらった。

検証結果「スピーチやジェスチャーで人の意思決定は誘導できる」可能性有

結果は、ライブを見た聴衆の17.8%がダイヤの3を当てた。どちらのグループもカードの種類は限定されないが、38.9%が3という数字を示し、数字は限定されないがダイヤを示した人が33.3%であった。

このことから、スピーチやジェスチャーで特定の方向性に誘導することが可能であることを示した。

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