話し方教室東京 コラム-謝り癖のある人は説得力に欠け、信用や信頼を失う!

謝罪の表現が口癖になっている人は要注意

「CNBCメイクイット」では、コミュニケーションにおいて、謝罪の言葉は適切な場面で使うように助言している。

「すみません」「ごめんなさい」は、謝罪の意を伝える言葉である。それゆえ、謝罪の表現が口癖になっている人は、改めて注意を払う必要がある。不必要な謝罪は、自分の評価を下げる可能性があるという。

謝り癖のある人は他己評価を下げる

謝罪の言葉を多用してもメリットはない。それでも、多くは「敬意を示したい」「他者から承認を得たい」「争いを避けたい」という欲求から、ついつい謝罪の言葉を使ってしまう。無意識かつ反射的に「すみません」「ごめんなさい」と口に出している人は少なくない。

一見すると無害な口癖のように思えるが、謝罪の意を伝える必要がない状況で謝罪の言葉を使うことにより、他己評価(他者による自分の評価)は下がる。謝り癖のある人は説得力に欠け、信用や信頼を失うという。謝罪の言葉は、本当に謝罪をする必要がある場面で使う。

また、過剰な謝罪により、本当の言葉の重みがなくなる。本来、謝罪する状況において謝罪の言葉がもつ影響力が弱まり、相手に謝罪の気持ちが伝わらない。そこで、なんでもかんでも謝罪の言葉を使うのではなく、「ありがとう」などポジティブな言葉に置き換えると良い。

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