「初心者でも安心！伝わるプレゼン資料の作成術：話し方教室が教える実践テクニック」（１分間 話し方教室東京）

〜話し方教室が教える実践テクニック〜

「プレゼン資料ってどう作ればいいのかわからない」「何をどう載せたら伝わるの？」そんな悩みを抱える方は、決して少なくありません。特にプレゼンに不慣れな方や資料作成が苦手な方にとっては、プレッシャーが大きいものです。

ですがご安心ください。本学・話し方教室では、プレゼンが得意でない初心者の方でも“伝わる資料”を作れるよう、構成・デザイン・話し方まで、段階的に指導しています。

今回は、プレゼン初心者でも実践しやすい「伝わるプレゼン資料作成術」を3つのステップでわかりやすくご紹介します。

1. 伝えるメッセージを明確にする

初心者の方に多いのが、「情報を詰めすぎてしまう」こと。まずは伝えたいポイントをしっかり絞ることが、伝わる資料への第一歩です。

結論ファースト

相手に伝わるプレゼンの基本は「結論ファースト」。「このスライドで何を伝えたいのか？」を明確にしてから内容を組み立てると、聞き手にも安心感を与えます。

たとえば「この施策を実行すべき」と最初に伝えることで、聞き手は話の方向性を理解しやすくなります。

伝える情報を絞る

情報を欲張って詰め込むと、聞き手の記憶に残らなくなります。「全体で何を伝えたいか」を3つ程度にまとめておくと、話も資料もすっきり整理されます。「削る力こそ伝える力」なのです。

2. 視覚で瞬時に伝える

初心者にありがちなのが、「文字だらけのスライド」や「情報の詰め込み過ぎ」。ここでは、誰でも取り入れやすい資料デザインの基本テクニックをご紹介します。

 図・グラフは「比較」で気づかせる

数字だけでは伝わりにくい内容も、グラフにすれば一目で理解できます。たとえば、売上の推移を「折れ線グラフ」で表現するだけで、「伸びている」ことが明確に伝わります。

ただし、グラフの目的は“見せること”ではなく“気づかせること”。比較し、違いや変化を伝える使い方が効果的です。

色使いと余白でメリハリを

「何を目立たせたいのか？」を意識し、強調したい箇所は濃い色、補足は淡い色で表現します。また、行間や余白を多めに取ることで、情報の整理感が生まれ、初心者でも“プロっぽく”見せることができます。

3. 話し手の言葉がメイン、資料は補足ツール

プレゼン資料も大事ですが、もっと大切なのは「資料に頼りすぎない」姿勢です。なぜなら、伝わるプレゼンは、話し手の言葉がメインです。資料はそれを補足するものにすぎません。

スライドを話し手の原稿にしない

初心者のうちは、ついスライドに頼って読み上げてしまいがちです。でも、これではいけません。せいぜい１枚１分内でしょう。資料の展開と話の流れが一致することは当然のことです。

語りの力で印象を残すこと

「スライドは“主役”ではなく“脇役”」。話し手の熱量や表現力があってこそ、資料は生きてくるものです。初心者なら、「ゆっくり、はっきり、丁寧に」話すことを意識するだけでも、伝わり方が変わります。

話し方教室の視点／酒井学院総長の一言

プレゼン資料作成は、経験がものを言う世界…と思われがちですが、正しい手順と基本の考え方さえ押さえれば、初心者でも「伝わる資料」は作れます。

何度も言いますが、スライドはあくまでも脇役。プレゼンターの言葉が主役であることを忘れてはなりません。

そして、プレゼンは訓練で上達します。どなたもです。但し、その訓練の”質”があまりにも重要です。本気で「伝える力」を磨きたいと思ったら、その時は、どうぞ本学をご利用になってください。

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