話し方教室東京 コラム-リモートワーカーと効率的にコミュニケーションをとる方法とは?

オンラインコミュニケーションでは、チーム人数を絞ること

新型肺炎の影響でリモートワーカーが増加しており、いくつかの課題も浮き彫りになっている。その一つに「コミュニケーション」が挙げられており、物事を進めるのに長い時間がかかるなど非効率な状況に陥っているケースがある。これらを受けケイトリン・エドワーズ氏が、リモートワーカーと効率的なコミュニケーションをとる方法を、サード・リパブリックの記事で紹介している。

リモートワーカーとオンラインでコミュニケーションをとっていたとしても、それがチームとして人数が多くなるほど、情報伝達などが難しくなり生産性も低下してしまう。そのため最近のCTO(最高技術責任者) 円卓会議でも、チームの人数が10人から15人ほどいる場合は、4人から5人ほどに減らすことが望ましいとされた。

情報も絞り、リモートワーカーが孤立しない環境作りを

また、対面コミュニケーションとはオンラインコミュニケーションでは、情報の伝わり方が異なるということを認識しておくべきだ。リモートワーカーに情報を詰め込みすぎると、しっかりと伝わらないほか疲れてしまうこともある。

ある調査ではリモートワーカー全体の70%が、会社やオフィスから離れて孤立していると感じると回答した。

こういったことを感じさせないためには、会議開始の数分前にリモートワーカーが関心のあるテーマについて会話したり、チャットのグループを設けたりして、同僚と仕事以外のことが話せる環境を作っておくことが大切だ。

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