「あがり症克服の話し方教室:スピーチの緊張や苦手意識を克服する!」(1分間 話し方教室東京)
〜話し方教室が教える“自然体”で話すコツ〜
「スピーチが苦手」「人前で話すと緊張して頭が真っ白になる」——そう感じている方は少なくありません。ですが、話し方のポイントを押さえれば、誰でも自然体で自信をもって話すことができるようになるものです。
今回は、スピーチへの苦手意識やあがり症を克服するための具体的なポイントをご紹介します。
1. 気取らず、等身大の自分で話す
完璧主義を捨てる
スピーチの場では「うまく話さなければ」「失敗したくない」と思えば思うほど、緊張や不安は高まります。完璧を目指す意識がプレッシャーとなり、結果として言葉が詰まってしまったり、頭が真っ白になることも少なくありません。
大切なのは「うまく話す」よりも「自分の言葉で伝える」ことを意識することです。
等身大の自分で話す
気取らず、等身大で話すと、話し手の人間味が伝わります。「完璧でない自分」を見せることで、聞き手は安心し、共感や好意を抱きやすくなります。ときには、少し噛んだり、言い直したりしても構いません。むしろその方がリアルで、親しみやすく映ります。
緊張していることを率直に伝えるのも、場の空気を和らげる効果があります。
2. 感情的親密さでスピーチの恐怖心を軽減する
身近な話題で親近感を育む
スピーチを始めるとき、聞き手との心理的距離を縮めるために効果的なのが、個人的なエピソードや日常の出来事を交えて話すことです。たとえば「今日は会場に来る途中、電車でこんなことがあって……」といった身近な話題は、聞き手の興味を引きつけると同時に、親近感を生みます。
気持ちを語り感情的つながりを築く
自分の体験や気持ちを語ることで、聞き手との「感情的なつながり」が生まれます。感情的親密さは、スピーチの恐怖心を軽減し、話し手に安心感と自信をもたらします。聞き手もまた、話し手の率直な感情表現に触れることで、より耳を傾けてくれるようになります。
3. 呼吸と姿勢を整え緊張をコントロールする
深い呼吸で心を落ち着ける
緊張しているとき、呼吸は浅くなりがちです。そんなときに有効なのが、ゆっくりとした呼吸です。話す前に数回深呼吸をし、お腹から息を吸ってゆっくり吐くことで、自律神経が整い、心拍数も落ち着いてきます。
話す最中にも、呼吸をコントロールすることで、声の震えや焦りを防ぐことができます。
姿勢を整え心を落ち着ける
姿勢もまた、スピーチの緊張を和らげる大切な要素です。背筋を伸ばし、両足をしっかり地面につけ、胸を開くように立つと、見た目に自信がある印象を与えるだけでなく、実際に心理的にも落ち着きを感じられるようになります。
姿勢が整えば、声も安定し、聞き手に届きやすくなるのです。
話し方教室の視点/酒井学院総長の一言
スピーチに対する苦手意識は、ちょっとした意識の持ち方や工夫で克服することができます。
上手に話そうと気負わず、個人的な話題で聞き手とつながり、呼吸と姿勢を意識して落ち着いて臨む——この3つのステップを実践するだけでも、あなたのスピーチはぐっと自然体で魅力的なものになります。チャレンジしてください。
そして、「自分には、やっぱり無理かも」と思ったら、本学・話し方教室のご利用をご検討いただくのがよいと思います。
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