話し方教室東京 コラム-聞き手の記憶に残るスピーチ・プレゼンテーションを!

聞き手の記憶に残る話し手になりたいなら「話し手責任」を意識する

「ザ ジェラルド メソッド」では、スピーチやプレゼンテーションにおいて、相手の記憶に残る話し手になるコツを紹介している。

相手の記憶に残る話し手は、必ずしも卓越した能力が備わっているわけではない。話し手責任の意識をもつことにより、内容に対する聞き手の理解が深まり、話し手のメッセージが記憶に留まるという。

話し手責任とは聞き手目線で、明瞭簡潔に伝えること

パブリックスピーキングで重要となるのは、パフォーマンスではなく、話し方や伝え方、発言内容である。あまりにもパフォーマンスを意識し過ぎると、空回りしてしまう。

つまり、聞き手の記憶に残る話し手は、話の内容が明確であり、聞き手目線で明確簡潔に伝えている。

そのため、まず、話し手は、パブリックスピーキング内容を十二分に理解することが求められる。自分が知らない、分からない内容は、相手が理解できるようには伝えられない。そこで、パブリックスピーキングの目的、話の内容を明確にさせる。伝えたい情報に傾倒し精通することにより、話の要点を適切に捉えられる。

話の内容が明確であると、聞き手は話の内容をありありとイメージできる。内容に対する理解は高まり、話し手のメッセージは正しく伝わる。また、聞き手の共感を得やすく、記憶に残りやすい。

■ 記事関連・話し方講座/あがり症専門・話し方教室(初心者スピーチコース)

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会