話し方教室東京 コラム-電話で、効果的で前向きなコミュニケーションをとるコツ!

電話に感謝を示し、主な流れを説明、そして単調にならないように気をつける

新型コロナによって、動物の里親となる人の数が大幅に増加しているという。里親支援センターは里親とのコミュニケーションのあり方を改善することで、より多くの里親の支援が可能だ。ではどのようにしたら効果的で前向きなコミュニケーションがとれるのか、その方法をアメリカ動物虐待防止協会が紹介しているので参考になるかもしれない。

まず、組織に電話をくれた里親に感謝の気持ちを示し、どのような支援ができるのかを尋ねることが大切だ。どのような流れで里親になっていくのか示し、組織として何ができるのかも明確にすることが求められる。

また、毎日里親と話していることで、会話が単調になってしまうことが多々ある。特に電話でのコミュニケーションは抑揚や口調、ペースなどに注意を払いたい。

相手の話をよく聞き できることを明示、専門用語は避け 仲間を意識した言葉を

里親は自分ができることを聞きたいと思って連絡をしてきている。そのため彼らがしっかり理解できるように専門用語の使用は避けたい。そして「あなた」の代わりに、「私たち」を用いて話すことで、里親と一緒になって進んでいることを強調できるだろう。

また、難しい会話であっても里親の話を聞き、組織としてどういった支援ができるのかを示す。何事も避けずに対応することが求められる。そういったコミュニケーションのあとには深呼吸したり、散歩したりして次の里親の対応に支障がでないようすると良い。

■ 記事関連・話し方講座/仕事で必須の2大コミュニケーション能力開発・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会