話し方教室「朝礼での輪番制・スピーチについて」

部下にとっては迷惑な、朝礼の輪番制スピーチ

皆さんがお勤めの会社では、「朝礼」が行われているでしょうか?

一般に、業績がいい会社では、朝礼を行っています。また、朝礼の場面で実施されていることは、上司から部下への訓示や、報告・連絡・相談(ホーレンソー)、経営理念の唱和などが定番です。

なかには、上司が部下に、「3分間スピーチ」を輪番制でさせている会社もあります。

上司本人がスピーチで苦労してきたので、部下に、早くから慣れさせようとの親心からそうしているのですが、殆どの部下にとって、これはいい迷惑になっています。

スピーチのテーマを指定してくれれば、まだいいのですが、たいていは「何でもいいから、3分話して」ということになっています。自由題は、かえってやりづらいことが、上司にわかっていないのです。

上司が部下に、朝礼でスピーチをさせる時の注意点

そこで私・酒井からの提案です。上司が部下に、朝礼でスピーチをさせるときに注意するポイントを述べてみましょう。

まず、スピーチ時間は「1分」で可とします。最大でも「3分以内」と決めておきます。

話し慣れていない人は、「1分スピーチ」でいいのです。そして、もっと話したい人には、「3分スピーチ」をやってもらったらいいのです。これでスピーチに対するプレッシャーは、かなり小さくなります。

次に、スピーチの内容は、「仕事がらみ」に決めます。

会社の経営理念やモットー、経営方針、今年度の経営計画・目標にj対する自分自身の行動や取組を発表します。あくまでも具体的に、エピソードや数字・データを入れて、話してもらいます。

そして、上司や先輩が、スピーチを必ず「褒める」ことにします。

褒める効用は3つあるからです。

「朝礼スピーチを褒める」3つの効用

朝礼スピーチは、必ずほめましょう。その理由を3つ。

一つは、話した人は、皆んなの前で褒められると、自信になります。

二つは、褒める人は、「褒める」という難しい行為が徐々にうまくなっていきます。

三つは、上司・先輩が部下・後輩を褒めることで、社内のコミュニケーションが大変よくなります。

私は、「スピーチを褒める」ことを実施するなら、朝礼でスピーチをしてもらうことは大変良いことだと思っています。どうぞ、ぜひ取り入れれください。

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