話し方教室「質問力を磨き、コミュニケーション能力のパワーアップを!」

目上の人に質問するときのポイント

仕事で分からないところがあったら、すぐに先輩や上司に聞く癖をつけることが、ビジネスパーソンとして成長するための基本です。しかし、先輩、上司も仕事を抱える中で質問をするのは、はじめは勇気がいることかもしれません。

どのようにして質問をすると、相手の印象がよくなるのでしょうか?

まず質問するときは、当然のことですが、相手が質問に答えられる余裕があるか尋ねます。「お忙しいところ申し訳ありません。今、お時間よろしいでしょうか?」と尋ねて、大丈夫だという答えをもらったら質問に移ります。

もし、質問した後の、相手の回答を理解できない場合は、どうしましょう?

回答が漠然としているのなら、「例えば○○ということでよろしいでしょうか?」と、自分の知りたい答えに寄せていけば、いち早く情報を手に入れることができます。

シーン別で使い分ける!2つの質問パターン

コミュニケーションにおいて、とても重要なのが質問の投げかけ方です。質問には大きく分けて2つのパターンがあります。これらをうまく使い分けることで、コミュニケーションスキルを向上させましょう。

クローズド・クエスチョン

「あなたは今日、朝ご飯を食べましたか?」と、「はい」または「いいえ」で答えられる質問をクローズド・クエスチョンといいます。また、「朝ご飯はパン派ですか、ごはん派ですか?」といった2択で答えられる質問も、ここに分類されます。

相手の答えがはっきりしない場合に使うと効果的な質問です。ただし、答えが「はい」と「いいえ」に限られるため、雑談の場合は多用はしないほうがよいでしょう。相手に威圧感を与えてしまうこともあるからです。

オープン・クエスチョン

クローズド・クエスチョンに対して、「休日の朝は、どのようにして過ごすのですか?」といったように、相手が自由に回答できる余地のある質問のことをオープン・クエスチョンといいます。

少し親しくなった相手と会話をするときにはオープン・クエスチョンの方が盛り上がる話し方になります。

このように、2つの質問パターンをうまく取り入れることで、単調なコミュニケーションから脱皮できます。

質問力を磨き、好感度をあげる!

質問の力で、その人の能力、人間性が露呈するといっても過言ではありません。「先見力」、「洞察力」など、「知性」が垣間見える質問は、好感度が上がるポイントになります。

「先見力」でいえば、将来を見通した質問は、その場になかった発見を提供するきっかけになります。また、問題の本質を突き止めるような鋭い「洞察力」のある質問は、チームを一歩前進させる力にもなるのです。

少し難しいことを説明してきましたが、このようなスキルは後天的に身につけられるものです。

相手の話をよく聞いて、自分が質問する際には、何を聞きたいのか、どう質問するのがよいのかを整理してから、相手に問いかけましょう。そうすることで、自然と質問力が向上していきます。

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座 スタッフ委員会/質問力/学院総長監修