話し方教室「職場の女性から信頼を得る!オトコの話し方とは?」

女性との関係がうまく築けない男性

30代半ばを過ぎて、「同僚は女性社員と楽しそうにしているのに、自分のところには人が寄ってこない…俺何かしたか?」と気になっている方はいらっしゃいませんか。

もしかしてそれは、日頃の女性とのコミュニケーションの取り方に問題があるのかもしれません。

今回は、職場の女性から信頼を得る話し方と題して、男性がやってしまいがちなコミュニケーション上の大きな間違いと、よい話し方の実践方法をお伝えしようと思います。

話し方のコツは、相談されてもアドバイスするな

まず、よく知られたことですが、相談をすると男性はすぐに答えを出したがります。しかし女性は、あなたに共感を求めていることが多いのであって、解決策を求めてはいない、ということです。

事例で考えてみましょう。

たとえば、女性社員から、「営業目標がなかなか達成できません、どうしたらよいのでしょうか」という相談があったとします。

嫌われがちな多くの男性上司は、「君を見ていると、何となく見込み客の選定が甘いんじゃないのか?」などと言ってしまいがちです。心当たりはありませんか? でもこの対応は、あまり関心できません。

では、どうすればよいのでしょうか。

「目標達成が難しくて、困っているんだね」と、まずは気持ちを受け止めることが第一。

続いて、「普段営業では、どういう努力をしているの?」と聞いたり、その女性社員の頑張りが分かっているのなら、「君は周りより訪問件数が多くて、頑張っていると思うよ」と、共感したいものです。

その上で、ある程度女性の話を聞いて、もし本当にアドバイスが必要なら、解決法の一つとして、提案する感じで相手に伝えるのがベストでしょう。

「上から目線」の話し方に要注意

とくに中年男性に多いのが、「上から目線」で女性に接してしまうことです。たとえば、「あ、これやっといて」みたいな感じです。

また飲み会席などで、「5年前、俺は~」と、仕事の自慢話をしたりはしていませんか。この自慢話も、上から目線同様いただけません。

もっとも、「俺はもう年だから、若い子の考えてることはよく分からんが…」と下手(したて)に出るような話し方も、距離感を感じさせてしまいます。

「横から目線」という話し方の手があった!

ところで、なでしこジャパンの佐々木則夫監督をご存じですね。

彼は最近まで、若い女性選手から絶大な信頼を得ていました。その佐々木監督が実践していたのが、上からでも下からでもない、「横から目線」の話し方だといいます。

2011年W杯の決勝戦延長タイムで、選手からの提案をすんなりと受け入れて作戦に移した話は知っている人も多いでしょう。上から目線ではなく、フラットな目線で、監督は選手に接していたということがわかります。

これが上から目線の監督で、「俺はこのやり方で10年前も○○大会で優勝させたんだ、何か間違ってるか?」と言ったら、試合の結果はどうなっていたでしょうか?

今そのことを確かめるすべは、ありませんが。

受容、共感、フラットで女性の信頼を獲得

さて、まとめましょう。

女性社員から信頼を得るオトコの話し方とは、それは受容、共感、フラットがキーワードになりそうです。

男性諸君、ひとつ、この春からチャレンジしてみましょうか!

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座 スタッフ委員会/人間関係/学院総長監修