話し方教室東京 教養講座-会議、ミーティング、プレゼンテーションのちょっとしたコツ!

ビジネスコミュニケーションは、肯定的口調で始める

「アントレプレナー」では、ビジネスコミュニケーションにおいて、「話し手の口調」と「聞き手の集中力」を意識すると好ましい結果を出せると助言している。

プレゼンテーション、会議やミーティング中の発言、商談をはじめ、ビジネスコミュニケーションでは肯定から入る。つまり、肯定的な言葉や肯定的な表現で話し始めるのが効果的だ。

話し手の肯定口調は、聞き手の心情を肯定的にしていく

肯定口調は、良好な人間関係を築くうえで効果的である。

話し手の肯定口調は、聞き手の心情を肯定的な方向へ向かわせるという。それゆえ、ポジティブな口調でコミュニケーションを始めると良い流れが生まれ、その結果、好ましい結果につながるのだ。

最も訴求したい内容・メッセージを、最初と最後で伝える

会議やミーティングなどのビジネスコミュニケーションでは、最初10分と最後10分が最も重要である。人間の集中持続時間は10分程度であり、時間の経過と共に集中力は低下する。それゆえ、話の冒頭から終盤まで集中して聞き続けることは難しい。

そこで、最も訴求したい内容、重要な情報は最初に伝えると良い。冒頭10分は聞き手の集中力が高く、最も集中して話し手の話に耳を傾けてくれる。また、中盤は、聞き手の集中力が低下して注意散漫になりやすいので、最後に改めてメッセージを伝えて話を締めくくる。

最初と最後にメッセージを伝えることで、聞き手に対する訴求力は増す。なお、話し始めは、いきなり論点に入らず、聞き手に対して話の論点、目的を正しく理解させる。話し手と聞き手が話の論点について共通認識・理解を持つことで、説得力や訴求力は高まる。

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