話し方教室東京 教養講座-ビジネス専門能力のパブリックスピーキング能力を高めよ!

パブリックスピーキング能力は後天的に習得できる

「コーセラ」では、パブリックスピーキングの恐怖を克服するうえで、聴衆分析、建設的な批判の重要性を取り上げている。

ビジネスにおいて、パブリックスピーキングは極めて重要な専門能力である。パブリックスピーキング能力を高めることによって人前で話す恐怖や不安は和らぎ、効果的に情報を伝達できる。その結果、業務の効率性や生産性は向上して個人の付加価値は増す。

そして、パブリックスピーキング能力は、たとえ、人前で話す状況に対する苦手意識が大きかったり、人前で話すことに慣れていない場合であっても、練習や実践の積み重ねを通じて後天的に習得できる。

パブリックスピーキングでは聴衆分析を徹底して行うこと

知らない人に話をすることは緊張するものである。相手の人となりを知らないと居心地の悪さを感じ、不安、緊張といったネガティブな感情は助長される。

そこで、パブリックスピーキングにあたり、まず、聴衆分析を徹底的に行う。経歴などのバックグラウンド、専門性や知識レベルなど聞き手に対する理解を深める。自分が話す相手を知ることによって居心地の悪さは解消し、ネガティブな感情は軽減する。落ち着いてリラックスした状態で話せるようになる。

また、聞き手について深く理解できると、聞き手目線での話の構成や展開が考えられる。聞き手のニーズを正しく把握でき、聞き手が求める情報を聞き手にとって分かりやすく伝えられる。

あわせて、パブリックスピーキングに対する聞き手の反応もある程度予測できるため、恐怖や不安は小さくなり、自信をもって堂々と話せるだろう。話し手への信頼度は増し、話し手と聞き手において強い繋がりが生まれ、訴求力は増す。

自分のスピーチに対する建設的なフィードバックを受け入れること

建設的批判とは具体的かつ効果的なフィードバックであり、善意のもと友好的な形で示される。コミュニケーションにおいて重視され、賞賛と同じくらいの重要性をもつ。それゆえ、間違えやミス、改善点などを素直に受け止め、フィードバックに従って修正することが求められる。

しかしながら、相手の意見をはねつけて自己弁護に走ったり、個人批判として受け取ってしまったり、素直に認められない場合も少なくない。このような時は、すぐに反応せずに一呼吸置き、少し冷静になる時間を設けると良い。そして、常に感謝をもって、建設的な批判を受け入れる。

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