話し方教室東京 教養講座-パブリックスピーキング上達のための大切な考え方!

聞き手の求める情報を、聞き手の知識レベルにあわせて、分かりやすく伝える

「フォートメイヤーズ ニュースセントラル」では、パブリックスピーキングにおける重要なポイントを紹介している。

まず、前提として、聞き手主体が重要である。徹底した聴衆分析に基づき、聞き手の興味・関心ある情報を選ぶ。そして、聞き手の求める情報を聞き手の知識レベルにあわせて、聞き手にとって分かりやすい言葉で伝える。

伝えたいメッセージを一つに絞り、明瞭簡潔に話すこと

パブリックスピーキングでは、伝えたいアイデアを一つに絞る。

たくさんの情報を詰め込み、あれこれ話すことは逆効果である。一つ一つの情報は複雑なため、情報が増えると内容が煩雑となって聞き手は分かりにくくなる。その結果、話し手の伝えたいメッセージは伝わらず、聞き手の理解、共感は得られない。

そもそもパブリックスピーキングの目的は、聞き手に対する情報伝達と聞き手の説得である。そこで、情報は可能な限りシンプルにする。

核となるアイデアに焦点を置いて話を構成・展開することにより、聞き手に対して話し手のメッセージは効果的に伝わる。聞き手の興味・関心、注意を引き付けながら、明瞭簡潔に話す。

スピーチやプレゼンテーションでは「聞き手は、話し手の味方」と考える

パブリックスピーキングにおいて、聞き手は話し手の味方である。

話し手自身に興味・関心をもち、話し手の発する言葉から学び、話し手という存在から刺激を受けたいと思っている。洞察、手引きや指導、刺激や動機付けを求めている。それゆえ、聞き手はその場に存在する。

話し手は、そのエネルギーを有意に利用できる。自信をもって堂々と、熱意的かつ情熱的に訴えかけることにより、話し手のメッセージは聞き手の心に響き、共感を呼ぶ。聞き手に対して感情的に訴求でき、インスピレーションやエネルギーをもたらす。

■ 記事関連・話し方講座/あがり症克服専門・話し方教室(初心者スピーチコース)

■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会