会話・雑談力の話し方教室東京-会話・雑談を盛り上げるシンプルなコツ!

テレワークの影響で、職場での会話・雑談が減っている

ファイナンシャル マネジメントでは、職場での会話・雑談(スモールトーク)のコツを紹介している。

これまでの主流な働き方、出社して働く場合では、職場という同じ空間に集まり、顔を合わせて仕事することから、小話や雑談は自然と生まれていた。

しかしながら、近年、業務のオンライン化に伴い、テレワーク・在宅勤務率は増加傾向にある。例えば、会議やミーティングから社内コミュニケーションに至るまで、ビジネスコミュニケーションのオンライン化は加速している。

テレワークでは、個々が別の空間にて仕事をするため、コミュニケーションの合理化が求められる。その結果、たわいもない会話・雑談の機会が激減しているといわれる。

相手に対する興味・関心が会話のスタート、気軽に話しかける

会話のキッカケは、相手への興味・関心、好奇心である。相手のことを知りたいと思って会話が始まり、コミュニケーションを通じて相手に対する理解が深まる。

職場での雑談も同じであり、相手の趣味、ライフスタイルなど好奇心をもった話題を出すと良い。あわせて、デスク周辺、持ち物など相手を取り巻く環境を話題に挙げると、会話を始めやすい。

例えば、同僚のデスクの上に本が置いてあることに気付き、「その本、とても面白そうだけど、どうだった?」など自分が気になったことを気軽に聞いてみるのがポイントである。

ところで、人は自分の言動に最も注意を払うため、自分が思うほど、相手は自分の言動を気にしていない。したがって、間違ったことを話していないだろうか、自分の話す内容は正しいだろうかと自分で自分にプレッシャーを掛け過ぎる必要はない。

会話を広げ盛り上げるには質問、共感、共有がポイント

コミュニケーションにおいて、会話を膨らませて盛り上げるには、クローズエンド型質問ではなく、オープンエンド型質問をする。

クローズエンド型質問は「はい」「いいえ」で回答できる質問であるため、話題は広がらず、会話が続かない。一方、オープンエンド型質問は、「はい」「いいえ」で回答できず、相手の言葉で答え、説明する。そこから、新たな興味・関心が生まれると会話は膨らむという。

また、コミュニケーションでは、共有、共感が重要な要素となる。そこで、相手の話を聞く際には、相手の話に共感することが重要になる。さらに、相手の話に応えるように、自分の経験・体験、知識など自分がもつ情報を相手と共有すると、益々、話は盛り上がる。

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