会話・雑談力の話し方教室-対面コミュニケーションで、生きた会話を楽しめ！

SNSやオンラインでの会話で事足りると勘違いしている人達が増えているこの頃ですが、会話の妙味は対面にあります。

対面でしか伝わらない、感情や深い理解というものがあるのです。以下では、対面コミュニケーションを楽しむスキルについて述べてみます。

非言語コミュニケーション・スキル

会話は、言葉によるコミュニケーションだけで成り立っているわけではありません。

非言語コミュニケーション、つまり身振り手振り、表情、目の動き、声の調子なども、メッセージを伝える上で大きな役割を果たしています。

例えば、相手の目を見て話すことで、信頼感や関心を伝えることができます。また、オープンな姿勢や前向きな表情は、相手に受け入れられているという感覚を与え、会話をスムーズに進めることに寄与します。

非言語コミュニケーションを意識的に活用することで、言葉だけでは伝わりにくい細かなニュアンスを相手に伝えることができるのです。

アクティブリスニング・スキル

良いコミュニケーションは、良い聞き手であることから始まります。そのためのスキルが、アクティブリスニングです。

アクティブリスニングとは、相手が話している間、完全に注意を払い、理解を示すことといえます。これには、相手の言葉をにうなずいたり、反復したり、要約することも含みます。

また、相手に質問をすることで、話に興味を持っていることを示し、さらなる情報の提供を促すこともできます。効果的なアクティブリスニングは、対話を促進し、深い人間関係を築くための基盤を作るのです。

ポジティブなフィードバック・スキル

会話の中でポジティブなフィードバックを提供することは重要です。

良いフィードバックは、相手に価値を感じさせ、自信を与えることができます。例えば、「それは面白い考えだね。もっと詳しく教えて。」や「その話を聞いて、本当に感動したよ。」などの言葉は、相手が受け入れられていると感じることができます。

このような肯定的な反応は、相互理解と信頼感を醸成するのです。

話し方教室の視点／今日の一言
「対面コミュニケーションを楽しみ、人生を楽しむ」

対面コミュニケーションを楽しむコツは、瞬間瞬間に注意を払い、その場の雰囲気や相手の反応を感じ取ることです。

ときには、予期せぬ方向へと話が進むこともありますが、それさえ楽しむことが、生き生きとした会話を楽しむことと言えるのです。

どうぞ、皆さん、上述したポイントを意識してください。そして、活用してください。さらに、スキルを磨いてください。

そうすれば、どんな会話にも臨機応変に対応し、相手とのつながりを深めて、有意義なコミュニケーションを実現することができるようになります。

それが、ひいては、人生を楽しむことにつながるのです。

学院総長 酒井美智雄

■ 記事関連・話し方講座／会話,雑談力専門・話し方教室

■ 話し方教養講座提供／©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)／話し方教室教養講座・スタッフ委員会