話し方教室東京 教養講座|リーダーはスピーチの丸暗記をやめよ!

スピーチを暗記して思い出せない状況が緊張を増幅させる

スピーチコーチ、ナラティブインストラクターのジリアン・ヨーネイ氏は、「アントレプレナー」にて、リーダーが聞き手にとって印象的なストーリーを話すには、スピーチ内容の記憶をやめるべきだと提言する。

プレゼンテーション、スピーチ、演劇などパブリックスピーキングに際して、話し手は、事前に話す内容を一語一句、正確に暗記する必要はない。記憶した内容を思い出して話すことは、聞き手にとって印象的ではなく、興味・関心を遠ざけるという。さらに、暗記した内容を思い出せない状況が、話し手の緊張・不安を増幅させる。

暗記に費やす時間を、心を動かすスキル習得の時間にする

天性の才能として、突出した記憶力をもった人でいない限り、暗記には、想像以上に膨大な時間を要する。また、パブリックスピーキング内容を暗記する場合、聞き手の反応を含めて記憶する必要があるが、話し手が話す内容に対する聞き手の反応や質問を事前に予測することは不可能である。

それゆえ、パブリックスピーキング内容の暗記に時間を割くのではなく、相手の心を動かすスキルの習得・練磨に時間や労力を費やすことが有益であると説明する。

スピーチでは言葉だけではなく、非言語コミュニケーションを操ることが大事

スピーチなど人前で話す内容は文学作品ではなく、話し手による言葉の選択を批判的に分析するなど、文学的視点からパブリックスピーキング内容は評論されない。聞き手は、楽しさを享受したい、新たな知識を習得したい、刺激を受けたいとの考え、話し手が伝える内容を聞く。

したがって、話し手が暗記した内容を思い出して、一語一句間違えないように話す場合、聞き手の要求は満たされない。話し手には、言葉、声のトーン(大きさ、高さ)、ジェスチャー・身振り手振り、体の動き、表情、話の間、アイコンタクトなどを自由自在に使い、言葉のみではなく、対人コミュニケーションを図ることが求められる。

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