話し方教室東京 教養講座-スピーチやプレゼンテーションへの聞き手の評価を恐れるな!

スピーチ・プレゼン恐怖症の人は多い

「パール」では、パブリックスピーキングにおいて、他者の評価に対する恐怖心に打ち勝つ方法を紹介している。

スピーチやプレゼンテーションに対して恐怖や不安を抱く人は少なくない。人前で話す状況下で感じる否定的な感情は、他者による批判・否定的評価、相手の反応、言い間違えに対する恐怖や不安であるという。

聞き手の評価は話し手の一部分に対する評価、その人全体への評価ではない

パブリックスピーキングでは、口調、声のトーン、言葉遣い、目線、表情、身振り手振りなどを通じて、話し手の性格、個性や人柄が自然と伝わる。話し手の印象は、パブリックスピーキングを通じて形成される。

しかしながら、それは、人前で話すといった状況下に限定されたイメージに過ぎない。話し手の性格や人柄、個性の一部であり、全てのパーソナリティ(人となり)が伝わるわけではない。

つまり、聞き手は、話し方から話し手の人となりを感じ取り、話し手に対して印象をもつ。パブリックスピーキングを通じて話し手の一部を見て、話し手の人となりを評価している。

それゆえ、聞き手による評価は、そこまで恐れる必要はない。話し手の性格や個性の一部に対する評価であって、人となりに対する評価とは違う。

ポジティブな評価のみを聞き、ネガティブな評価は受け流す強さを

他者の評価は、恐怖や不安を引き起こす存在であるが、同時に、自信喪失にもつながる。他者の評価をそのまま受け入れると自分自身を過小評価してしまい、結果、自尊心が低くなる。

そこで、面の皮が厚く、非難に動じない心の強さが求められる。冷静に自分を見つめ、ポジティブな評価のみを聞き、ネガティブな評価は受け流すくらいの強さが必要である。

そして、パブリックスピーキングでは、常にポジティブを意識する。感情は伝播するため、話し手がネガティブになると、聞き手もネガティブな感情を抱くという。

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