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ファミリーコミュニケーション:自閉症克服の一つのケース

こんにちは酒井です。

■今日は「自閉症克服の一つのケース」のお話です。

●以前、自閉症の25歳の男性が入学されたことがあります。彼は高校卒業後も職に就かず、アルバイトもやったことがありませんでした。週に何回か自閉症施設のデイケアに出向いては、そこで大人しくすごしていたのです。

でも何か期するところがあったのでしょう。パソコンで当学院を調べ、専門相談を受けに来られました。はじめは親御さんが電話をかけてこられました。

しかし当学院の方針は、ご本人しか相談を申し込めないことになっています。それで結局、その場で電話を代わられ、男性ご本人が相談の申込みをされたのです。

●そして、対人関係コースの授業がスタートしました。授業では特に自閉症に配慮した指導は行わず、当学院の標準的指導を実施することにしました。

さて、3~4ヶ月が過ぎ、一通りのことが済んだ頃、彼は就職活動を始めることになりました。そしてほどなく就職先が決まったのです!

アルバイトもしたことがない、25歳の自閉症の男性が正社員になり、残業はあるものの月々25万円を貰えるようになったのです。

●私はもちろん、すべての自閉症の方が、こんなにうまく行くとは思っておりません。しかし、1割程度の方には可能性があるのではないかと考えています。

●上手くいく人の条件は3つありそうです。

①「自分は変わりたい」と、強く、思い続けている人。
②いよいよとなれば、自分の足で行動出来る人。
③素直で、根気がある人。

上記にプラス1。
・経済的支援をしてくれる人が周りにいることも重要な要素です。

私は思います。何事も諦めなければ、道は険しくとも、完全には閉ざされていないのだと。


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  • 2009年2月20日

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