話し方教室「上司に求められるスキル、それはコミュニケーションスキル!」

上司は、コミュニケーションスキルを改善すべし

2月26日、コンサルティング会社のロバート・ハーフ・マネジメント・リソースの調査によると、従業員が上司に求めるのは「コミュニケーション能力」だと言う。同調査を行ったのは米国。18歳以上の労働者1000人以上の回答をもとにしている。

上司に改善してもらいたいスキルに、約30%が「コミュニケーション」と回答。その他、「優れた専門知識」が18%、「リーダーシップスキル」17%、「戦略的思考」14%、「プロジェクト管理」8%など続く。

実践したい部下へのコミュニケーション

そこで、部下が求めるコミュニケーションを実践に結びつける提案を行っている。まずは「フィードバックをすること」。自分の長所や短所をフィードしてほしいと部下は思っている。

また「部下の苦手な部分を補うこと」も有効。例えばプレゼンテーションが得意な部下のために、得意な部下に頼めばよい。そして会話では、「聞き役に回ること」。自分の意見ばかり言って会話を中断させるのは、コミュニケーションとは言ない。

さらに「誠実であること」も大切な要素。部下は上司の完璧さを求めるのではなく、人柄を求めているからだ。

■ 記事関連・話し方講座/管理職専門・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会