話し方教室「自閉症と共感覚の間に何らかの関連性あり」(話し方ニュース東京)

自閉症は社会性とコミュニケーションの障害だが

サイエンス・デイリーは3月7日、自閉症と共感覚との間に共通点を見いだした、英国のサセックス大学とケンブリッジ大学による研究を紹介した。この論文はサイエンティフィック・リポーツ誌に掲載された。

「自閉症」は社会性とコミュニケーションの障害によって定義され、「共感覚」は音楽を聴いたら色が見える、言葉で味覚を感じるなど他の感覚が引き起こされる症状と定義されている。

二つの症状には表面上大きな違いがあるが、これまでの研究によると、自閉症患者の中には共感覚が統計学的に偶然以上の割合で見られ、これらの症状の間に関係があることが推測されていた。

自閉症を共感覚の文脈から考察することで新たな知見の可能性

この研究で自閉症のグループと共感覚のグループがともに感覚に対して鋭敏な反応をすることがわかった。

例えば特定の音や光に対して嫌悪感を示すなどだ。これらの刺激に対する反応では詳細でグループの間に違いが見られた。この研究の結果、二つの症状の間に何らかの関連性があり、それは社会的ではなくむしろ感覚的なものであるらしいことがわかった。

研究チームでは、障害と見なされる自閉症を優れた才能と評価されることの多い共感覚の文脈から考察することで、自閉症に見られる特異な才能などの理解につながる可能性もあると期待を寄せている。

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