話し方教室「患者の満足度を向上させる、医師のコミュニケーションの質」

患者の満足度を向上させる量より質のコミュニケーション戦略

「ペイシャント・エンゲイジメントHIT」では10月17日、5分で患者の満足度を向上させるコミュニケーション戦略について述べている。与えられる時間の量ではなく、質であることが大切だという。

医師のコミュニケーション心得とは

バージニア・ヘルス・システム大学の臨床心理学の研究チームは、医師が時間を余分に費やすことなく、5分で患者の満足度スコアを増加させるコミュニケーションの心得を開発。それが「BATHE」だ。

医師の介入には、Background(背景)・Affect(影響)・Trouble(トラブル)・Handling(取り扱い)・Empathy(共感)が必要だと話す。

患者の経験や社会生活を指す心理社会問題を理解・共有し、人として評価することが患者の共感を受け有効だという。

この研究は外来だけでなく、入院患者への有効性も証明されている。退院患者に5点満点で満足度調査を行ったところ、一般の患者は3.26ポイント、「BATHE」介入を受けた患者は4.12ポイントであった。

時間よりもコミュニケーションの質を改善することがカギ

病院で患者の気持ちに接する医師や看護師。現実には、激務をこなしながらすべての患者に多くの時間を費やすのは困難だ。

だがコミュニケーションは大切であり、ほかの医療事業でも看護師と患者の独自のコミュニケーション戦略を策定しているところもある。時間やシステムよりも、患者とのコミュニケーションの質を改善することが大切だと述べている。

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