話し方教室「上司のコミュニケーションが失敗に終わる時」(話し方ニュース東京)

メッセージが届かない要因は?

ビジネスと科学関係のニュースを世界に発信するBBNタイムズは1月2日、コミュニケーションが失敗するときにはフィードバックのループに問題があるとする意見を掲載した。

メッセージを伝えても期待した反応がない、間違った内容が伝わっているなど、思い通りの結果が出ないことは多い。そんなときにはフィードバックのループに問題があると言える。良いコミュニケーションはループのようなものだ。ループとは終わりが始まりにつながっている構造だ。

ループがうまく機能するメッセージには、3つの要素がある。適切な文脈、反応を示すチャンネル、そして相手に対する信頼感だ。

言いたいことを言うだけが、コミュニケーションではない

聴き手はメッセージをこれまでの文脈で理解するため、言葉通りには受け取らないことが多い。メッセージを伝える上司がこれまで一方的に指示を出すだけだったらなおさらだ。そんなメッセージに時間をかけて応えようとする人間は少ない。

上司が部下に対して何かの行動を求めるとき、その行動が必要だと部下に納得させる事情があり、部下がメッセージに反応して行動を起こすチャンネルを用意して、さらに部下の行動が良い結果をもたらすことに対する信頼感を示す必要がある。

組織の中で権力を持つ人間が部下に行動を求めて発言するとき、この3つの要素の間で良いバランスを取ることは義務といってもいいだろう。ビジネスでのコミュニケーションとは、ただ言いたいことを言葉にすればいいというような単純な問題ではないのである。

話し方教室の要点「ビジネスコミュニケーションが失敗する時」

上司が部下に行動を求めるメッセージを伝えても、うまく機能しないときがある。そんな時には、3つの要素に問題がないか検討すべきだといっている。

1.部下に、その行動の「必要性」を理解させたか。

2.部下に、その行動への「動機づけ」を行ったか。

3.部下の、その行動の「結果を信頼」しているか。

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