話し方教室「コミュニケーション能力の高いリーダーの秘訣とは?」

つなぎ言葉は、コミュニケーションの交通信号

ジェニファー・V・ミラー氏は、1月9日に人間の微妙なコミュニケーションについて解説し、リーダーのためのコミュニケーションについて秘訣を記した。

シドニー大学の言語学教授N. J.エンフィールド氏は「あは」や「うーむ」等のつなぎ言葉を研究し、それらがコミュニケーションにおいて「交通信号」の働きをしていることをつきとめた。

いつ会話に割り込むべきか、ちょっと待つべきかなど、会話相手へのシグナルになっている。動物は、通信方法がどのように他の動物に影響を及ぼすか考えることができないため、当該シグナルは人間独自のものでもある。

論客をめざすか、聞き上手をめざすべきか

リーダーシップ・コンサルタントのジャック・ゼンガー氏とジョセフ・フォークマン氏は、リーダー達は、つなぎ言葉によって作られた間を、反応するための機会であると認識するかもしれない。それは「会話を競争」とする見方であると述べた。

両氏は、ハーバード・ビジネス・レビューに、会話を競争とする見方において「慎重に聴くことは、論理上の欠陥を見つけ出し、反論を明確に述べるための手段となる」。「会話を競争とする見方は、あなたを優れた論客にするかもしれないが、聴き上手にはなれない」と記した。

聴き上手は仮定に疑問を呈し、同意しないこともある。そのような場合であっても、話し手は聴き手が議論に勝とうとしているのではなく、「助けようとしている」のを感じている。

優れたリーダーは、つなぎ言葉に注意をはらい、うまく応じる

会話における沈黙の理由をつきとめることだ。話し手は考えをまとめるための時間を必要としているかもしれないのに、即座に救いを差し伸べる誘惑に駆られたりしがちだ。割り込む前に、黙って10まで数える余裕を持つことだ。

つなぎ言葉のような、言葉の習慣は、目的にかなっている。抜け目ないリーダーは、提供されているコミュニケーションの合図に注意を払って、うまく応じることができる。それを繰り返すことによって、優秀なコミュニケーション能力の保持者という評判を培っているのだ。

話し方教室の要点「リーダーのコミュニケーション」

会話における「沈黙」や、「あー」、「うー」等のつなぎ言葉は、コミュニケーションの「交通信号」の働きをしているという。これらの「間」へのうまい対処法は一つ。

待つこと、である。

話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京/リーダーシップ/話し方教室ニュース・スタッフ委員会