話し方教室「職場での世代間コミュニケーションの問題を防ぐには?」(話し方ニュース東京)

複数の世代間コミュニケーションの問題

人事関係のプロフェッショナルにニュースを配信するHRドライブは2月5日、複数の世代が働く職場でのコミュニケーションの問題を取り上げた。

1946年以前に生まれた伝統派から1999年以後に生まれたZ世代まで、いまでは4つや5つの世代が職場を共有している。これら世代間の違いが様々な場所で語られ、コミュニケーションの問題に影響しているとされる。

それぞれの世代は歴史的、政治的、経済的、あるいは文化的なイベントを共有するが、世代の特色をイベントでまとめることは難しい。例えば1963年のケネディ大統領暗殺事件のように、その時8歳から80歳までの人々の生活に大きな影響を与えたと思われるイベントもあるからだ。

世代毎の大雑把な特徴で個人を見ない、単に同僚として扱う

例えばミレニアル世代は、転職好きだと思われている。しかし調査によれば、他の世代と同じぐらい現職に留まる可能性があるという。それぞれの世代の中にも大きな違いがあり、おおざっぱな世代のラベルで個人を語ることはできない。

だから人々は職場で世代の違う同僚を「我々対彼ら」といった対立的な思考で捉えることをやめて、単に同僚として扱うべきだ。

年下のボスがいかにも全知全能のように振る舞っていると見えるのは、その世代の特徴が表れているのではなく、単にボスになったばかりの高揚した気持ちが衰えていないためだろう。

話し方教室の要点「職場でのコミュニケーションのあり方」

職場で4世代、5世代の人達が一緒に働く環境は、歴史上はしめてだ。それだけ人生が長くなり、職業生活も長くなっている。どこの国でも世代間コミュニケーションギャップはあるらしく、同じ人間なんだなあ、と少し安心もする。

さて、世代間コミュニケーション問題を防ぐ方法は2つある。

1.群れを見ずに、個人を見ること。

「世代の特徴」にラベルを貼りたがる傾向にあるが、それにはまったくあてはまらない人達も多い。だから、ステレオタイプ化した見方をしないことが大事だ。

2.年上も、年下も、単に同僚として扱うこと。

年上の部下、年下の上司、単に同僚。どちらが偉いわけでもない。「部下」、「上司」は、単に仕事をするための役割にすぎないのだ。

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