話し方教室「科学者が、聴衆の心を掴むための話し方・伝え方とは?」(話し方ニュース東京)

科学者が「伝わっている」と思っても、実は理解されていない

米国カリフォルニア大学デービス校の大学新聞ザ・カリフォルニア・アギーは3月19日、先頃同学で開催された、科学者を対象とした話し方ワークショップの様子を伝えた。学者はその学術的な発言スタイルのために、興味や情熱をもつ人間であるより、冷たいロボットであるかのような印象を一般市民に与える。

言葉にも専門用語が多く普通人の言葉とは違い、科学者同志でも話す言葉が違っている。科学者が相手に伝わっていると思って話す内容も、実は理解されていないことが多い。

3日連続のワークショップでは、模擬インタビュー、感情的な話の伝え方、非言語要素の真似など、様々な活動が行われた。

専門用語を除き、親しみやすい比喩を使う

人々の注意を喚起することが第一のステップで、その関心を感情的なつながりをもって維持する。そうした工夫の多くは即興で行われるため、講師の多くは俳優が務めた。

次の難関は、複雑な研究をいかにわかりやすく説明するかだ。

ポイントは内容を希釈することではなく、シンプルにまとめることだ。シンプルなメッセージでそれが重要であることが伝われば、科学者の情熱が聴き手に伝わり、内容への興味を助長する。

研究を説明する際に専門用語を除き親しみやすい比喩を使うことが、内容をわかりやすくする最も有効な方法の一つだという。科学者も普通の人間であることがもっと聴き手に伝われば、科学に対する理解や信頼の促進につながるだろうと、関係者は期待している。

話し方教室の要点「科学者のための、分かりやすい伝え方・スピーチスキルのポイント」

記事は、カリフォルニア大学デービス校で実施された、科学者を対象とした「話し方ワークショップ」について述べている。

ワークショップでは、インタビューの仕方、感情的な話の伝え方、非言語要素の練習などが行われたと言っている。また記事では科学者の必要な「話し方」のスキルとして、2つのポイントも指摘している。

1.聴衆の注意を喚起すること。いわゆる「つかみ」が大事。

2.難しい内容を分かりやすく説明するには「内容を希釈」するのではなく、シンプルにまとめること。

上記のポイントは「科学者」向けだが、そのほかにも「エンジニア」や「高度な専門職」に、きっと参考になることだろう。

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