話し方教室東京 コラム|職場におけるコミュニケーションを改善するシンプルな方法

コミュニケーションを改善し、働きがいと業績向上を

職場のコミュニケーションを改善することで、働きやすさや業績の向上などにつながる。シンプルなことを実践するだけで大きな結果を生むとして、その方法をブライアン・ アップルトン氏が、ビジネス・ツー・コミュニティーの11日の記事で紹介した。

会社にマネージャーや社長といつでもコミュニケーションをとれるように、「オープンドア方針」を導入することで、従業員がもっているアイデアや質問、問題をいつでもオフィスに入って投げかけられる。

また、上司はプロジェクトやミーティングで、従業員が積極的に声をあげられる環境を構築するため、「あなたの考えは何ですか?」や「プロジェクトに関与していると体感できていますか?」など、しっかりと声掛けをすることも大切だ。

ゴールを明確に、従業員の役割・責任を規定してコミュニケーションを改善

従業員に対し、その仕事における役割や責任をしっかりと伝えておくことが、職場のコミュニケーションやモラルの改善につながる。また、共通のゴールに向かって仕事をすることで、お互い信頼し合い、オープンなコミュニケーションがとれるようになる。

米国・人的資源管理協会が行った2015年の調査では、様々な面で尊重されている従業員は、「仕事への満足度」も高いことが分かった。

会話では人の話をしっかり聞く姿勢を示したり、助けをいつでも求められる環境を構築したりと、会社をあげて取り組み、そういった企業文化をつくっていくことも必要だろう。

話し方教室の視点「職場のコミュニケーションを改善するポイント」

1.マネージャーや社長といつでもコミュニケーションをとれるように、「オープンドア方針」を導入することで、従業員がもっているアイデアや質問、問題をいつでもオフィスに入って投げかけられる。

2.上司は、従業員が積極的に声をあげられる環境を構築するため、「あなたの考えは何ですか?」や「プロジェクトに関与していると体感できていますか?」など、しばしば「声掛け」をすることもが大切。

3.従業員に対し、その仕事における役割や責任を伝えておくことが、職場のコミュニケーションやモラル改善につながる。また、共通のゴールに向かって仕事をすることで、信頼感やオープンなコミュニケーションがとれるようになる。

従業員の「働きがい」や、ビジネスの「業績向上」のためには良好なコミュニケーションが必須になっている。

そのためには、まずトップが「良いコミュニケーションで、良い職場をつくる」ことにコミットすることが最も重要である。あとは、管理職、従業員を巻き込んでいくのだ。

そもそもチームでの仕事は、仕事の専門能力と、コミュニケーション能力があってこそ成り立つもの。コミュニケーション能力に不安がある方は、なるべく早く解決すべきである。

しかし、一人で能力開発するには、あまりにも時間がかかる。そこで質の良いスクールを利用されるのが現実的だ。コミュニケーションスキルの名門校なら日本コミュニケーション学院がある。ご利用をお勧めしたい。

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