話し方教室東京 コラム-その相手に、そのコミュニケーション・会話が、必要かどうかを考えよ!

企業からの積極的・継続的なコミュニケーションの落とし穴

パンデミックの影響により人との接触が遮断され、企業は危機的状況下のコミュニケーションの重要性を学んでいる。

しかしアドバイザーパースペクティブズでは、そのやり方に疑問を投げかけている専門家の意見を掲載している。効果的なコミュニケーションをフィルタリング(選別)する必要があるというのだ。

企業は、従業員や取引先、顧客とのつながりを維持するため、継続的なコミュニケーションを行っているところがある。

しかし企業からの積極的なコミュニケーションが、逆効果になる可能性があると指摘している。コミュニケーションを発信する前に、本当に必要なのか検討するべきだという。

相手が話をしたい人か、話をしたくない人かを認識して会話を

顧客への効果的なアプローチとして、データや観察、見解を述べる代わりに、質問を投げかけることを提案している。その例として「お元気ですか?」「何かお手伝いできることがありますか?」「何か疑問などございませんか?」など。

今回の事態は人の命に関わるもので、家族が感染している人にとって返事は煩わしいものかもしれないし、大都市で一人暮らしをして、閉鎖された空間にいる人にとっては歓迎するかもしれない。

つまり企業は、話をしたい人、話をしたくない人がいるという認識の上で、コミュニケーションをするべきだと指摘している。

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