話し方教室東京 コラム-ビジネスの生産性向上とキャリア開発のためにコミュニケーション能力を開発せよ!

リーダーシップとコミュニケーションスキルがキャリア形成に役立つ

ヒューマン・リソース・ディレクターでは、ソフトスキルがキャリア形成に役立つとするいくつかの研究結果を掲載している。特に重要なのは「リーダーシップ」と「コミュニケーション」だ。

リンクトインは、2018年の人材開発レポートで、リーダーシップとコミュニケーションに重点を置いていると報告。

また米国のビジネスコンサルティング会社・ウイリス・タワーズワトソンが500社のグローバル企業を調査したところ、ソフトスキルがある人材は、作業効率や報酬・褒賞が高い結果となった。コミュニケーション能力は生産性・収益性に相関性があることを発見している。

企業はコミュニケーション能力開発に力を入れよ

コミュニケーションは、コラボレーションを育みパフォーマンスの向上に貢献する。個人・グループごとの役割や目的を理解し、文化醸成と計画的な業務が行えるからだ。コミュニケーションはエンゲージメントにも大きく関与している。

税務・アドバイザリーファームのKPMGの調査では、目的を積極的に伝えないリーダーは、積極的に伝えているリーダーと比較して従業員の離職率が3倍に増えた。これは世代に関係なく、一貫した結果であるという。

企業は今後、これらのソフトスキルを身につけた人材の開拓・開発に力を入れる必要があると指摘している。

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