話し方教室東京 コラム-コミュニケーションスキルを改善し、部下のモチベーションを高める!

上司は部下の模範となれ

上司が優れたコミュニケーション・スキルを持つことで、従業員の生産性が10%も上昇すると言われている。そのため、コミュニケーションの改善を図ることで、同僚や従業員のモチベーションを高めることにつながると言える。ではどのようにして、コミュニケーションをとっていけば良いのか、その方法をアルバート・コスティル氏が、デューの記事で紹介している。

周りの模範となる存在になり信頼を得て、初めてあなたの話を受け入れるようになる。そのため、まずは、言葉よりも仕事への取り組み方などで例を示すことが重要だ。誰もが嫌がる仕事を従業員や同僚に押し付けるのではなく、率先して行うことで周りのあなたを見る目が変わってくるだろう。

上司は部下のプライベートや目標も把握すること

また、最小限の時間でお金を稼ぎ、残りの時間を家族と過ごしたい人や、誰よりも早く昇進していきたい人など、人それぞれ目標が異なる。それらを理解すれば、話し方やサポート方法などに変化をつけられるため、時間がかかっても各目標の把握するべきだと言える。

そして仕事以外のプライベートに関しても話をすると、特定の日にポジティブ、ネガティブになる理由などが理解できるようになる。仕事に人生の多くの時間を費やすが、プライベートでも色々なことが起こると認識しておかなければならない。

上司は自分の性格をつくろわず部下とコミュニケーションを

上司は威厳を失いたくないという意識があっても、別の誰かを演じるべきではない。そういった装いを部下はすぐに理解し、尊敬の念が失われることもある。

あなたがジョーク好きで、面白おかしい人間であるならば、「上司」であるという理由で、その性格や特徴を失う必要はないのだ。

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