話し方教室東京 コラム-リーダーはコミュニケーションの「質」を上げよ!

リーダーが従業員に対して行うべきコミュニケーションとは?

自動車販売向けのニュースを配信するシービーティーニュースは、リーダーが従業員に行うべきコミュニケーションについての意見を掲載している。重要なのは「質」だと言っている。

従業員のエンゲージメント調査を行っているオフィスバイブによると、組織の45%はエンゲージメント戦略を持っていないという。マネージャーの存在が、従業員のエンゲージメントスコアの70%を占めているにもかかわらずだ。

ではリーダーとして、どのようなコミュニケーションをとれば効果があるのだろうか。

※エンゲージメント戦略:従業員が会社に対して愛着や貢献の意志をより深められるようにする戦略。

リーダーは自らスタッフに関わり、やる気を高めるコミュニケーションを

コミュニケーションに熟達したリーダーは、スタッフの必然的行動も理解している。そして自分の仕事を伝えるだけでなく、「なぜ、それらをやらなければならないのか」を明確に示しているという。

また思いやりも必要だ。管理する立場は感情を抑えプライベートを見せない場合もあるが、従業員にとって、自分を見せない人とつながるのは難しい。

ハーバード・ビジネス・レビューの研究では、リーダーと従業員の定期的な会話やおしゃべりは、全体的なパフォーマンスの向上に寄与すると報告。

また調査会社のギャラップによると、実際に職場で何を期待されているか、知っているスタッフはわずか50%となっている。リーダーからスタッフへの関わりが必要であることを指摘している。

スタッフのやる気にかかわる、コミュニケーションの質を上げることが大切だとしている。

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