話し方教室東京 コラム|風邪シーズンから看護師を守るのはコミュニケーションの促進にあり!

風邪の季節は看護師にとってストレスの多い季節

マッケンジー・ビーン氏は風邪シーズンを迎え、ただでさえ人手不足気味な看護師が、心身消耗しないようにする方策を記事にしている(2018/10/01)。

看護師にとって、これからは重い風邪の患者と多く接し、しかも風邪で休んだ同僚の穴を埋めなくてはならないストレスの多い季節だ。

施策の第一はコミュニケーションの促進にあり

記事は、ワークジャム(広範な業界のシステム構築やスケジュール管理導入等を行っている会社)の営業・戦略副社長であるウイル・イーディ氏が説く看護師支援策を紹介している。

氏によれば、第一にコミュニケーションを促進することだという。

風邪の情報、手洗い手順や風邪関連の方針を医療スタッフや患者間で共有するには何よりもコミュニケーションが重要だ。そのコミュニケーションをシステム化する。そうすれば、風邪の蔓延を阻止し、看護師の混乱や欲求不満を軽減することができる。

風邪シーズンを乗り切る施策が、労働環境の改善につながる

施策の第二は、風邪をひいた看護師がいつでも休めるようにすること。病欠の看護師のシフトを迅速に埋めることのできる機敏性の高いスケジューリング・プロセスの設置だ。それは風邪が軽快したら、すぐに職場に復帰できるスケジューリング管理でなくてはならない。

第三は、規則遵守動向を「トレーニングと要員評価」の見地からモニターすることだ。マスク交換や手洗い消毒といった遵守項目をモニターし、成績を記録していくのだ。

これらの方策を統合し、継続的に回していくことは、看護師(特にマネージャーレベル)の疲労軽減となる。ひいてては、心身消耗を防ぎ、高い離職率も改善することになる。

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