会話・雑談力の話し方教室(東京)|時代の変化に合わせて、親と子のコミュニケーションを生み出せ!

テクノロジーの家庭への導入で、親子関係はどうなる?

ザイオン・マーケット・リサーチによると、2022年までにスマートホームテクノロジー業界は534億5,000万ドルに達すると、テックスペクティブで報じられている。Amazon EchoやGoogle Homeのようなスマートスピーカーの導入は目覚ましく、中でもセキュリティ、照明、エンターテイメントなどの人気が高いと言う(2018/11/11)。

しかし生活の大半をデジタル化してしまうことに対し、不安や抵抗を感じる人もいるだろう。ましてや家庭への導入が増えることで子供の使用頻度も多くなり、そこから生じるコミュニケーション不足や過剰情報なども心配であろうが、実際はどうなのであろうか。

スマートホームテクノロジーのメリットとは?

スマートホームテクノロジーでも、ホームセキュリティは子供の安全を守ってくれるということで人気が高い。

どんな親も、24時間365日、子供の安全を見守ることは不可能である。子供たちを自由に外で遊ばせたいと思う反面、事故や不審者との接触など不安要素に悩まされる。しかしスマートセキュリティにより、子供の安全が守られる上に、両親も心の安らぎを得ることが可能になると言う。

もちろん監視範囲に限度はあるものの、スマートセキュリティの屋外防犯カメラを利用すればいつでも子供の安全を見守ることができ、microSDカードに映像を保存することもできる。

子供には子供の世界があり自立心も養っていかなければならないとは言え、残念なことに現代は子供を巻き込んだ犯罪も多く、子供を保護するには親の管理が重要である。こういったシステムを導入して安全を確認し子供の日常に触れることで、子供との会話も増える。まさに新しいコミュニケーションと言えるだろう。

またスマートホームテクノロジーの導入により、インターネットやソーシャルメディアネットワークがより親しい存在となる。子供たちは知的好奇心を満足させるような楽しい学習が可能となり、世界が広がっていくだろう。

親子の会話を生み出すのは親の責任

しかしそういったメリットの反面、サイバー空間には子供たちを陥れるような情報があふれているという大きなデメリットもある。

それを管理するのはやはり親の役目であり、たとえばアプリをインストールすれば、家族のインターネットの利用時間を設定したり、使用状況を把握したりすることができる。

スマートホームテクノロジーは、正しく使用すれば子供たちに良い成長を促すことができる。そのためには家族で積極的にコミュニケーションをとって、子供たちに危険を教え、回避させるようにしなければならない。

時代は変わっていく。何もしないでただ心配しているよりは、デジタル時代にあわせて新しいコミュニケーションを生み出してみてはどうだろうか。

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